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【ネイリスト】HSPに向いている点・向いていない点【体験談】

【ネイリスト】HSPに向いている点・向いていない点【体験談】

こんにちは。としきです。

ネイリストってHSPに向いているのかな。実際に働いた経験がある人のリアルな声が聞きたいな。

この悩みにお答えします。

今回はHSP気質を持ちながら、ネイリストとして1年半働いたくまさんにお話を伺います!

としき
としき
本日はよろしくお願いします!
くま
くま
くまと申します、よろしくお願いいたします!まずは軽く自己紹介の方をさせていただきますね。

くまさんプロフィール

  • 27歳女性
  • パートで働きながら子育てをする主婦
  • HSP(学生の頃から物事に敏感で考え込みやすく、生きづらさを感じて過ごす)
  • ネイリストとして1年半ほど勤務
  • 趣味は息抜きの晩酌

HSPはネイリストに向いている

HSPはネイリストに向いている
としき
としき
ネイリストの仕事はHSPに向いているのでしょうか?
くま
くま
はい!人一倍感性の強いHSPは、ネイリストに向いています。

私自身ネイリストだったときはHSPであることで大変だったことや辛いこともありました。

それでもHSPであることでメリットもたくさんあったので、今回は実際に私がネイリストを経験して、感じたことをお話したいと思います。

HSPがネイリストに向いている理由

HSPがネイリストに向いている理由
くま
くま
HSPがネイリストに向いていると思った理由は3つあります。
  1. 相手の求めていることがなんとなく分かるから
  2. 感受性・共感力に長けているから
  3. 努力家で、物事を深く考え追及することができるから

一つずつご紹介していきます。

1.相手の求めていることがなんとなく分かるから

相手の気持ちを察することができるHSPは、ネイリストに向いています。

ネイリストの仕事は対面で行うため、相手の表情や声色がよく分かるからです。

例えば、デザインの提案をする際に、「どちらのデザインがお好みですか?」と聞くとします。

そのときのお客様の表情や声色で「こちらのデザイン方がお好きなのかな」となんとなく察することが出来ます。

また、ネイルのオフやケアをする際には強くやり過ぎてしまうと痛み・熱さを感じてしまいます。

そんなとき、HSPならお客様の表情で大丈夫かどうかを感じとることができます。

くま
くま
接客の仕事においてこういった気遣いはとても大切で、お客様満足に繋がります。

2.感受性・共感力に長けているから

感受性・共感力に長けていることもネイリストに向いています。

ネイルをする際に、ひとりのお客様と接する時間は約30分~2時間です。

施術中に話さずゆっくり過ごしたいという方もいらっしゃいますが、基本的には施術中は雑談をします。

そういったときに共感力の高いHSPはお客様のお話に耳を傾け共感することができるため、お客様は気持ちよくお話ししてくださいます。

実際に私は施術中にお客様の相談を聞くことが多く、よく恋愛の話で盛り上がったりもしていました。

その結果、お客様に「友達みたいになんでも話せる」と言っていただき、仲も深まりました。

くま
くま
共感力によって仲が深まり、指名に繋がりやすくなる点もネイリストにとってプラスになります。

3.努力家で、物事を深く考え追及することができるから

HSPは努力家な人が多く、物事を深く追及できるので技術職であるネイリストに向いています。

例えば私は、ジェルの厚みはどのくらいがベストか、どの塗り方だと持ちが良くなるのかなどを毎日考えていました。

細かいところも自分が納得するまで考えて実践したおかげで、お店で一番の指名も頂いていました。

結果、周りからは「努力家だね」「向上心が高くて真面目だね」と言ってもらえることが多かったです。

日々「どうしたら更に技術を上達させられるか」をとことん深く考え追及できる点も、技術職にとって強みになります。

くま
くま
人柄ももちろん大事ですが、お客様はネイルをしに来てくださっているので、しっかりとした技術を提供することが大事です。

HSPがネイリストに向いていない点

HSPがネイリストに向いていない点
くま
くま
ここまで向いている理由をお話しましたが、HSPであることで大変だったこともありました。

ここからは向いていない点も3つ程お話していきますね。

  1. いろいろなお客様がいるから
  2. メンタルの不調が技術に影響するから
  3. 口コミで評価されるから

こちらもひとつずつお話していきます。

1.いろいろなお客様がいるから

時には口調が強いお客様や態度が大きいお客様を接客することもあります。

必要以上に気を遣い過ぎてしまうHSPには、こういった環境はストレスになります。

私自身はお客様をお出迎えした際、お客様の態度や口調に応じて丁寧に接客するようにしていました。

例えば、ラフにならないよう丁寧な口調を意識し、施術中もなにかする度に普段より多く、確認のお声かけをしていました。

ただ、何をするにも気を張っていたので、毎日のように激しい気疲れに襲われていました。

気にしがちなHSPにとって、そういったお客様を対応しなくてはいけない点はデメリットですね。

2.メンタルの不調が技術に影響するから

傷つきやすい気質があるHSPは、技術職に向いていない場合があります。

少しでもキツい言葉(口調)などを言われたときに、ダイレクトに言葉を受け取ってしまい、その気持ちが技術に影響するからです。

私も、悪気なく言ったことに強く返されてしまったことがありものすごく落ち込みました。

傷つきやすいHSPは言われたことを一日中考えてしまったりしますよね。

一回そのモードに入ってしまうと、言われたことばかりが頭の中でリピートされて、手が動かなくなってしまいます。

そして、手が動かないことに焦りを感じ、自分自身にプレッシャーを与えてしまいます。

結果、上手くやりたくてもいつも通りの技術が提供できないなんてこともありました。

このように傷つきやすいことは技術職にとって不利になります。

3.口コミで評価されるから

自分の技術や対応が、口コミに顕著に表れます。

普段から悪く思われないように気が抜けないため、口コミで評価される仕事はHSPには向いていません。

私自身、良く思われたいがために必要以上にお客様の要望に応えようとして時間がかかってしまっていました。

「自分はいつでも評価されている」という気持ちで常に完璧でいようとしてしまうので、気が抜けません。

口コミで評価される仕事は、必要以上に気にしすぎてしまうHSPにとって辛い点のひとつです。

対処法

対処法
くま
くま
それでもネイリストという仕事が好きだったため、どうやったら辛くならずに仕事ができるかを考えながら毎日働いていました。

ここからはHSPという個性を上手く活かしながら仕事をする方法を3つお伝えします。

1.心を許せる人に話を聞いてもらう

先程お話したように、中には口調や態度が強いお客様もいます。

何かキツい言葉を言われた時、HSPは「気にしない」のは難しいので、友達や家族、恋人など、誰でもいいので心を許せる人に話を聞いてもらって気持ちを発散し、元気を出しましょう。

くま
くま
私も帰宅してから友達によく悩みを聞いてもらっていました

2.その場を一旦離れる

HSPはプレッシャーを感じそうになると本来の力を発揮できなくなりますよね。

そうなった時は、その瞬間だけ周りをシャットアウトするために一旦その場を離れ、お茶を飲みにいったり、トイレ休憩を挟んだりして心を落ち着かせましょう。

周りをシャットアウトできる空間を見つけておくことで自分の気持ちを落ち着かせることが出来るのでおすすめです。

3.はけ口を用意しておく

周りにどれだけ考えすぎと言われても、考えだしたら止まらなくなるHSPにとって、はけ口を用意しておくことが重要です。

自分の思う結果がでなかったらいったん考えるだけ考えます。

そのあとにその内容や気持ちを紙に書き出したり日記に残したり、上手く発散しましょう。

そうすることで、考えたことが整理できて次に活かそうと気持ちを切り替えることができます。

くま
くま
ちなみに私は自分だけしか見られない非公開のSNSカウントによく悩みを書いていました。

ネイリストの年収

ネイリストの年収

ネイリストの年収は、働き方・立地によって大きく変わります。

美容に特化した求人・転職サイト「美プロ」によれば、職種によって以下のとおりです。

正社員:年収300万円

アルバイド・パート:時給900円〜1,500円

業務委託:技術力やお客様の数で変動

また、地方より都心のほうがお給料は高い傾向にあります。

たとえばアルバイトの場合、都心部では1,000円程度の時給ですが、地方では800円程度の場合も多くあります。

ネイリストになる方法

ネイリストになる方法

ネイリストの職に就くにはさまざまな方法があります。

ここからはネイリストになるための方法をおすすめ順にお伝えしたいと思います。

1.ネイリストの専門学校・スクールに通う

一番おすすめなのはネイル専門の学校・スクールです。

実際に教室に足を運ぶタイプのスクールや、オンライン授業を受けられるところもあります。

ネイル専門の学校なら、ネイルにスポットを当てて専門的なことが深く学べるので、一番おすすめです。

2.美容専門学校に通う

ネイル専門学校よりも幅広い領域を扱う「美容専門学校」でもネイルが学べます。

美容専門学校の場合は、ネイルだけでなく、美容師、メイク、着付けなどが学べます。

ただこちらの場合は主に美容師になりたい方が通うため、学校によってネイルを学べる場所と学べない場所があります。

ちなみに私は美容専門学校出身ですが、在学中にネイルの資格を取得し、美容師を経験した後にネイリストになったので、結果的に美容専門学校に通っておいてよかったと思っています。

このように、ネイルだけでなくいろんなことを広く学べることが大きなメリットです。

3.通信講座で学ぶ

通信講座で学ぶ方法もあります。

通信講座の場合は、請求した教材で自分のスケジュールで勉強ができます。

費用もスクールに比べると安いです。

ただし、講師が近くにいて教えてもらえるわけではなく自分自身で勉強するため、資格取得に時間がかかる場合もあります。

通信講座でも、しっかり資格取得対策をしているところを選びましょう。

たとえば「ヒューマンアカデミーのネイリスト講座」など、初心者からでも資格を取れるようなスクールならレベルに合わせてしっかり学べるのでおすすめです。

資格について

資格について

資格がなくてもネイリストにはなれますが、資格がないと雇ってもらいづらいですし、資格があることで優遇されやすいため資格は持っておいた方がよいです。

資格にも種類がいろいろあります。

主に

  • JNECネイリスト技能検定試験(3級、2級、1級)
  • JNAジェルネイル技能検定試験(初級・中級・上級)

の2つです。

中でも、今の時代はジェルネイルが主流なのでジェルネイル技能検定試験を受けておくことがおすすめです。

その他にもネイルサロン衛生管理士の資格や、認定講師資格もあります。

認定講師資格を持っていると、ネイリストとしてだけでなく、ネイル講師としてもスキルを活かせます。たとえば「PBアカデミー」では、「認定講師 資格取得講座」を受けられるのでおすすめです。

まとめ

まとめ【ネイリスト】HSPに向いている点・向いていない点【体験談】

ネイリストの仕事は技術職でもあり接客業でもあるので、気にしがちなHSPにとっては大変だと感じることもあります。

ですが、HSPの特性を活かしやすい点も多くあります。

特性を活かすことでお客様に喜んでいただき、指名に繋げることができるので、自分自身も幸せな気持ちになれます。

今回の記事をみて、ネイリストに興味がある方は是非検討してみて下さいね。

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