こんにちは。としきです。
以下が経歴です。
- Yahoo! JAPANで8年勤務
- 職種はWebマーケティングで管理職
- いまは独立して個人で生活
- HSP
今回は「仕事を辞めたいのに辞められないときの対策」です。
この記事でわかること
- 辞められないときの対策
- 辞めたい仕事は辞めて大丈夫な理由
- 仕事を辞めた後にやるべきこと
仕事を辞めたいのに辞められないときの対策
今回は「仕事を辞めたいけど辞められない」という方に向けて対策を紹介します。
- いますぐ辞めたいけど辞められない人
- 辞めたいとは思うけどまだ決心がつかない人
この2パターンで対策が違うので、1つずつ紹介します。
1.いますぐ辞めたいけど辞められない人
「いますぐ辞めたい」という緊急性が高い場合です。
辞めたいにも関わらず、このような理由で辞められない方が多いようです。
- 上司に言い出せない
- いま辞めたら周りに迷惑をかけてしまう
- 退職後の生活が不安
- 退職を引き止められている
- 会社との退職手続きが不安
特にHSPは周りの人に気を遣ってしまうので、辞めたいのに辞められず我慢してしまう人が多いです。
ですが、我慢し続けると自分の体や心が先に参ってしまいます。
早めに対処しましょう。
対策:退職代行サービスを利用する
緊急性が高い場合はいますぐやめるべきです。
もし自分で会社に言い出すことが難しければ、最近注目されている「退職代行サービス」を使ってみましょう。
これは、あなたの代わりに会社と退職の交渉・調整をしてくれるサービスです。
サービスによって多少の違いはありますが、具体的にはこのようなことを代行してもらえます。
退職代行サービスがやってくれること
- 会社への退職の申し出
- 退職までの会社との連絡・相談
- 有給消化の調整
- 失業手当や転職など退職後のサポート
このあたりのサービスがおすすめです。
おすすめの退職代行サービス
退職代行サービスについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
2.辞めたいけど辞める決心がつかない
もし辞めたいけど辞める決心がつかない場合は、以下のアクションが有効です。
- 自分の適職を改めて考える
- 次の会社の候補をいまのうちに探しておく
どうして辞めたいのか、自分の適職は何なのかを改めて考えましょう。
辞めたい理由が一時的なものではなく、いまの仕事や職場が合わないのであれば転職を視野に入れた方がいいかもしれません。
適職についてはこちらの記事で紹介しています。
また、いまの会社を辞めた後にどんな職場に転職できるかをイメージしておくだけでも大きな安心感を得ることができます。
正社員で転職ならリクナビNEXTやdoda、派遣社員ならリクナビ派遣などのサービスで事前にどんな会社があるか探しておきましょう。
いまの職場が全てではないと思えるだけで楽になれます。
辞めたいなら辞めても大丈夫な理由
HSPの場合、辞めたいと感じているなら早く辞めたほうがいいです。
理由は大きく3つです。
- 没頭すれば才能を発揮できるのにもったいない
- 失敗するなら早いほうがいい
- 行政や国の制度がある限り生きていける
まず、HSPは興味のあることに没頭すればとことん突き詰めることができます。
しかし、辞めたいと思っているような仕事ではその才能は発揮できません。
興味があることなら他人より没頭でき、他人より没頭できる分、成果が出やすいというシンプルな理屈です。
また、万が一次の仕事で失敗したとしても、その失敗は早ければ早いほど取り返しやすいです。
もしいまの仕事を一生続ける気がないのであれば、どこかで辞めるはず。
であれば早いほうがいいですよね。
最後に、日本にいる限り行政や国の制度を活用することで問題なく生きていけます。
万が一のときも安心なのであれば、いまのまま我慢し続けるより一度は自分の気持ちに素直になってもいいはずです。
仕事を辞めた後にするべきこと
次に実際に仕事を辞めた後にすべきことを見ていきます。
会社での手続きは会社がやってくれることが多いのですが、難しいのは自分でやらなければならない公的な手続きです。
主に3点です。
- 健康保険の切り替え
- 失業保険の申請
- 年金の切り替え
1.健康保険の切り替え
仕事を退職したらこれまでの健康保険は退職日の翌日から使えなくなります。
そのため退職後は、必ず以下のいずれかに切り替えが必要です。
- 任意継続健康保険
- 国民健康保険
- ご家族の健康保険(被扶養者)
任意継続健康保険とは、在職中と同じ健康保険を引き続き使えるようにできる制度です。
国民健康保険は市区町村の制度で、納付の仕方や手続きも市区町村に任されています。
また、ご家族の健康保険の被扶養者になるという手段もあります。
2.失業保険の申請
失業保険が受給できるかは退職前に確認しておきましょう。
失業保険は誰でも受給できるわけではありません。
- 一定期間以上、雇用保険に加入している
- 就職可能な能力がある
- 休職活動を行っている
この条件を満たすことが必要です。
3.年金の切り替え
会社を退職したら14日以内に国民年金への切り替えが必要です。
国民年金は20歳以上60歳未満の国民全員に加入が義務付けられています。
保険料の納付が難しい場合は、「保険料免除制度・納付猶予制度」といって保険料の納付が猶予されたり免除されたりする制度もあります。
ただし、免除された場合は将来自分が受け取れる年金額が少なくなってしまうのでよく検討しましょう。
まとめ
今回は仕事を辞めたいのに辞められないときの対策を紹介しました。
自分のことより会社や周りを気遣えることは素晴らしいことです。
でも、もう少し気楽に生きる選択肢もあるはずです。
緊急度に応じてサービスを紹介したので検討してみてもよいのではないでしょうか?
いますぐ辞めたいのに辞められない場合は退職代行サービスを利用するとスムーズです。
辞める決心がつかない場合は転職サービスを利用して、いまのうちから新たな職場の候補を探しておくと安心です。
将来のためにいま我慢することも大事ですが、我慢しすぎてしまう前に早めに対策を取ることを心がけてください。