こんにちは。としきです。
以下が経歴です。
- Yahoo! JAPANで8年勤務
- 職種はWebマーケティングで管理職
- いまは独立して個人で生活
- HSP
今回は「HSPが派遣社員として働く7つのメリット」を紹介します。
この記事でわかること
- HSPが派遣社員として働く7つのメリット
- HSPが派遣社員として働く3つのデメリット
- 派遣社員の仕事の探し方
HSPが派遣社員として働く7つのメリット
HSPが派遣社員として働くメリットは以下の7つです。
- 作業がルーティン化されている
- 業務で関わる相手が変わりにくい
- 責任範囲が小さい
- 残業が少ない
- 派遣会社が間に入ってくれる
- 辞めやすい
- 休みやすい
今日はここを深掘りします。
1.作業がルーティン化されている
派遣社員は業務内容がルーティン化されやすいです。
- 決まった業務を決まった曜日や時間に行う
- マニュアルに沿って作業をする
そのため、急に緊急の業務が入ったり、臨機応変な対応を求められたりすることは少ないです。
時には急ぎの対応が入ることはありますが、集中して一つの業務に取り組みたいHSPに向いていますね。
2.業務で関わる相手が変わりにくい
ルーティン化されているからこそ、業務中に関わる相手は基本的に変わりません。
関わる相手が変わるのは例えばこのような時に限ります。
- 新しい業務が追加されたとき
- 派遣先の社員の人員交代
正社員だと新しいプロジェクトや他部署との連携、取引先など業務で関わる相手は流動的で、その度に関係構築をしなければなりません。
一方、派遣社員だとそういった煩わしさは少ないです。
対人関係でストレスを抱えやすいHSPにはメリットではないでしょうか。
3.責任範囲が小さい
派遣社員は基本的に業務で負わされる責任範囲が小さいです。
主な理由はこれらです。
- 指揮命令者である派遣先の正社員がいるから
- 業務量が読めない不透明なタスクが少ないから
派遣社員はルーティン的な事務作業が多く、業務量が読めない不透明なタスクは少なくなります。
業務量が読めない不透明なタスクとは新たな事業や他社との交渉、様々な調整ごとが発生するタスクです。
こういったタスクは正社員に任されるため、正社員の裁量や責任は重くなりがちです。
一方、派遣社員はこういったタスクは少ないです。
また、派遣社員には指揮命令者がつくことが一般的です。
指揮命令者とは、派遣先の正社員であることが多く以下のような役割を担います。
- 派遣社員に依頼する業務の内容を決める
- 勤怠を管理する
- 進捗を把握しサポートする
派遣社員の業務責任の一旦はこの指揮命令者が負担します。
そのため派遣社員は責任範囲が制限されており、心理的な圧迫も小さくなります。
4.残業が少ない
これまで紹介したように、派遣社員は
- ルーティン的な事務作業が多い
- 業務量が読めない不透明なタスクが少ない
という理由から残業が少ない傾向にあります。
また、派遣先の会社としては事務作業のような緊急ではない作業のために残業代を払いたくありません。
そういった背景からも残業は少なく抑えられます。
定時出勤・定時退勤になりやすいので
自分の時間を確保しやすい
というメリットがあります。
退勤後の家事、休息、趣味などにしっかり時間が割けることは大きなメリットです。
5.派遣会社が間に入ってくれる
派遣先の会社との調整が必要であれば、派遣会社側の担当者が間に入ってくれるので安心です。
派遣会社の担当者とは定期的に面談をしたりと、仕事上の悩みを相談する場も設けられることが一般的です。
6.辞めやすい
一般的に派遣社員の契約期間は3ヶ月ごとです。
その度に更新したいか・更新したくないかの意思を問われます。
もしその段階で業務内容や職場の人間関係が合わなければ「更新なし」を申し出ることが可能です。
- 責任範囲が小さい
- 業務がマニュアル化されている
という理由もあり、派遣社員が更新なしで契約終了しても派遣先会社としても致命的なダメージにはなりづらく、更新なしを言い出す際も心理的な後ろめたさは小さく済みます。
正社員に比べて辞めることへのハードルが低いのもメリットと捉えていいでしょう。
7.休みやすい
派遣社員であっても有休はあります。
ウィルオブスタイルの記事を引用します。
年次有給休暇は派遣会社から付与されます。最初に付与されるのは、直接雇用の場合と同様に雇い入れの日から6カ月が経過したタイミングです。
派遣社員にも有給休暇はある!取得条件や有効期限・利用時のマナーを解説(2020年5月15日)
「6ヶ月経過時点で有休が付与」とあります。
責任範囲が大きい正社員に比べると休みが取りやすいこともメリットの一つです。
HSPが派遣社員として働くデメリット
続いて派遣社員として働くデメリットも紹介します。
以下の3点です。
- 社会的信用が低い
- 昇給などがしづらい
- 雇用期間が不安定
1.社会的信用が低い
HSPに限ったことではありませんが、派遣社員は正社員に比べ社会的信用が低いです。
住宅ローンや賃貸契約、自動車ローンなどでデメリットと感じることがあるかもしれません。
2.昇給などがしづらい
誤解ないように先にお伝えしておくと、派遣社員でも昇給は可能です。
2018年1月24日に一般社団法人 日本人材派遣協会が「派遣社員WEBアンケート調査」を行っています。
そのなかの「過去3年間の派遣就業中に給与が上がったか」という項目を要約します。
過去3年間の派遣就業中に給与が上がったか
- 約3人に1人は「給与が上がった」
- 勤務期間1年以上3年未満で4人に1人が昇給
- 5年以上だと約半数が昇給
このように、長く勤めれば昇給の可能性があります。
しかし、正社員のように成果によって大きく昇級したり、毎年昇給のチャンスがあるわけではありません。
3.雇用期間が不安定
派遣社員は基本的に3ヶ月に1回契約更新があります。
このタイミングで派遣先から更新なしと告げられることもあります。
派遣先の業績や方針次第では長期間の勤務が難しい可能性があることは留意しておきましょう。
派遣社員として求人を探すには
派遣の求人を探すには2通りの方法があります。
- 派遣会社に登録する
- 求人情報サイトに登録する
1.派遣会社に登録する
派遣会社に直接登録して求人を探す方法です。
代表的な派遣会社
業界最大手のリクルートなどどれも聞いたことがありそうなサービスですが、派遣会社で求人を探すにはメリット、デメリットがあります。
メリット:求人探し〜就労開始まで手続きできる
デメリット:派遣会社1社分の求人情報しか見れない
2.求人情報サイトに登録する
2つ目の方法が求人情報サイトに登録することです。
こちらも同様に最大手リクルートが運営するリクナビ派遣や、TVのCMなどでよく見る会社が並んでいます。
同様にメリットとデメリットがあります。
メリット:様々な派遣会社の求人を一度に見れる
デメリット:選考に進むには派遣会社の登録も必要
上で紹介したような、リクルートスタッフィングやパソナなど様々な派遣会社の求人を一度に確認できるので仕事探しには最適です。
しかし、ある仕事が気になっても、選考に進むには派遣会社に登録しなければいけません。
まずは派遣業界にある求人をたくさん見たいという人はこの方法がおすすめです。
まとめ
今回はHSPが派遣社員で働くメリットとデメリット、仕事の探し方を紹介しました。
メリット・デメリットを比較して、派遣社員として働く方が合っていると思ったら仕事探しだけでもしてみることをおすすめします。
メリット
- 作業がルーティン化されている
- 業務で関わる相手が変わりにくい
- 責任範囲が小さい
- 残業が少ない
- 派遣会社が間に入ってくれる
- 辞めやすい
- 休みやすい
デメリット
- 社会的信用が低い
- 昇給などがしづらい
- 雇用期間が不安定
代表的な派遣会社