こんにちは。としきです。
以下が経歴です。
- Yahoo! JAPANで8年勤務
- 職種はWebマーケティングで管理職
- いまは独立して個人で生活
- HSP
今回は「HSPはプログラマーが適職な理由とプログラマーの年収、勉強方法」を紹介します。
この記事のまとめ
- プログラマーはHSPの長所を生かして1人で引きこもって稼げる
- 平均年収は430万円だが平均年収は上昇傾向。1000万プレイヤーも。
- 勉強方法は参考書、Webサイト、オンラインスクール
HSPはプログラマーが適職な3つの理由
まず、HSPがプログラマーに向いている理由を3つ紹介します。
- ひとりで黙々と作業できるから
- HSPの長所が生かせるから
- 自分の好きな環境で働けるから
一言でいうと
長所を生かして1人で黙々と引きこもって作業しても稼げるから
です。
では3つの理由を見ていきます。
1.ひとりで黙々と作業できるから
最大のメリットはこれです。
他の職種に比べ、こういったことが非常に少ないです。
- 打ち合わせなどで他人と対面する
- 作業中に声をかけられる
- 自分の作業を他人に見られる
現実的には独立すればクライアントさん、会社勤めならディレクターさんと打ち合わせすることはあるのですが、他の職種に比べると圧倒的に少ないです。
作業中に声をかけられて余計なことを考えたり、集中力が途切れたりすることもそんなにありません。
ひとりで黙々と作業したいというHSPには適しています。
2.HSPの長所が生かせるから
私が思うプログラミング業務に求められる特徴はこの3点です。
これらはいずれもHSPの長所と合致します。
- 正確性
- ロジカルな思考
- 気遣い
まず正確性です。
プログラミングは1文字間違えただけで動かなかったり、想定外の動作をしたりします。
間違いがないか、見落としがないかを注意深く観察できる正確さが必要です。
そして、プログラミングは言語ごとにルールが決まっている非常にロジカルな業務です。
記述する順番や設計をどのようにするか、どれだけ効率化するかなど論理的な思考力が求められます。
また、プログラマーとして平凡か優秀かは、気遣いができるかどうかにも表れます。
これは私がYahoo! JAPANで働いているときに、エンジニアの部長に言われたことです。
- 平凡なプログラマー:書いた本人にしか読めないコードを書く
- 優秀なプログラマー:他人が見ても読みやすいコードを書く
もしも会社勤めになる場合、自分が書いたコードを他人が見ることもありますし、自分1人で働く場合でも見やすいコードは後々修正するときに助かります。
綺麗で構造化されていて、随所に気遣いが施されたコードが書けることは大きな利点になります。
このように、プログラマーはHSPの長所が生かせる職種と言えます。
3.自分の好きな環境で働けるから
もしプログラマーとしてフリーランスで働くことができれば出勤という概念はなくなります。
つまり、引きこもっていても稼げます。
また、最近では在宅ワークを取り入れる企業も増えてきました。
プログラマーなど他人と対面する必要がない仕事ほど、今後は出勤の必要がなくなっていくでしょう。
HSPは音や匂い、他人の目が気になる人が多いです。
自分が心地よい環境で働けるというのはHSPにとっては大きな利点です。
プログラマーの年収
HSPがプログラマーに向いている理由を紹介しました。
次にプログラマーの年収です。
求人ボックスによると平均年収は436万円となっています。
しかし、これは会社の規模や役職などにもよります。
Yahoo! JAPANで働いていた感覚でいうとだいたいこういった感じかと思います。
一般社員:300万〜500万円
課長クラス:400万〜700万円
部長クラス:600万〜1000万円
部長以上:800万円〜
フリーランス:0〜1000万円オーバー
これはあくまで私のイメージで、中小企業か大企業かでも違いますが概ね合っているはずです。
一般社員の数が圧倒的に多いため、それに引っ張られて平均年収が436万になっているのだと思います。
ただ、プログラマーの年収は上昇傾向にあります。
それは、社会的な需要が今後ますます増加するからです。
伸びる業界を選ぶというのは給料アップの面でもスキルアップの面でも大変重要。
平均年収もまだまだ上昇する可能性があると考えると、HSPに向いているプログラマーの魅力は大きいですね。
プログラミングの勉強方法
次はプログラミングの勉強方法を紹介します。
- 参考書で勉強する
- Webサイトを活用する
- オンラインスクールで勉強する
おすすめの方法はこの3つです。
1.参考書で勉強する
まず定番である参考書での勉強方法です。
こういう人に向いてる
- 自分でモチベーションを維持できる人
- 体系的に学びたい人
自分で時間を確保して体系的に学びたい方に向いています。
参考書で勉強するときに避けたいのは、1冊を理解する前にいろいろな参考書を読みあさってしまうことです。
1冊読んだら満足ではなく、その1冊を何度も読み返しましょう。
1回目:さらっと読んで概要を掴む
2回目:課題を解いてみる
3回目:わからないところをもう一度解いてみる
1冊を完全に理解した後、2冊目にいきましょう。
2.Webサイトを活用する
Webサイトを使えば効率的に学習することができます。
こういう人に向いてる
- 隙間時間を活用したい人
- 本を読むのが苦手な人
おすすめは「ドットインストール」です。
1回3分の動画形式でプログラミングの基礎から学ぶことができます。
- まず動画を見ながら実際にコードを書いてみる
- 想定どおりに動くか確認する
- 動かなければやりなおす
勉強法はこれでOKです。
1回3分なので通勤や通学などの隙間時間を活用して学習を進められます。
そして、わからないところが出てきたら「Qiita」を確認してみましょう。
Qiitaはプログラミングに関する知識を共有するサービスです。
勉強中にわからないことに遭遇したときにはここで解決できることが多いです。
3.オンラインスクールで勉強する
最後に、最近人気のオンラインスクールです。
こういう人に向いてる
- 自分では時間を確保できない
- モチベーション維持が苦手
- 未経験からプログラマーになりたい
誤解しないでほしいのは、プログラミングスクールに通えば絶対マスターできるわけではないということ。
最近のオンラインスクールは無料体験もあるものの、学費など考えると他の方法でできるなら無理にオンラインスクールに通う必要はないかもしれません。
とはいえ、モチベーションを維持しやすいのは確かなので自分にマッチしていると思ったら検討ください。
また、未経験からプログラマーを目指すなら
- 周囲に同じ状況の仲間がいてモチベーションを保てる
- 効率的に学べる
という理由でオンラインスクールはおすすめです。
最近ではこの3社が人気です。
詳しくはこちらの記事でまとめています。
まとめ
今回はHSPがプログラマーに向いている理由と勉強方法を紹介しました。
HSPの長所を生かせる職種である上、今後ますます伸びていく業界です。
今回紹介した勉強方法のなかで自分に合う方法を選択すれば、未経験からでも十分にプログラマー転向は可能です。
また、プログラマー以外のHSPの適職はこちらで紹介しています。よければ参考にしてください。