こんにちは。としきです。
以下が経歴です。
- Yahoo! JAPANで8年勤務
- 職種はWebマーケティングで管理職
- いまは独立して個人で生活
- HSP
今回は「動画編集のオンラインスクールおすすめ3社」を紹介します。
この記事でわかること
- 動画編集のオンラインスクールおすすめ
- オンラインスクールに通うべきか
動画編集のオンラインスクールおすすめ
私がおすすめするオンラインスクールはこちらです。
おすすめのオンラインスクール
- TechAcademy動画編集コース:オンラインスクールの草分け。「副業」ならココ
- セカジョブ!:案件獲得や動画広告など編集以外のスキルも
- デジハリオンライン(ネット動画クリエイター講座):動画編集を一番がっつり学ぶならココ
比較するとこんな感じですね。
TechAcademy動画編集コース | セカジョブ! | デジハリオンライン(ネット動画クリエイター講座) | |
誰におすすめ? | 副業したい人 深く狭く学びたい人 | 動画編集以外のスキルもつけたい人 | 転職・独立など本業で動画編集したい人 |
学習期間 | 1〜3ヶ月 | 3ヶ月〜6ヶ月 | 6ヶ月 |
学習時間 | 約160時間 | 約250時間 | 約300時間 |
授業形式 | オンライン | オンライン | オンライン |
内容 | Adobe Premiere Pro | Adobe Premiere Pro Adobe After Effects Adobe Photoshop 動画広告 案件獲得 | Adobe Premiere Pro Adobe After Effects Adobe Photoshop Adobe Illustrator マーケティング シナリオライティング |
課題提出 | 有 | 有 | 有 |
パーソナルメンター | 有 | 有 | なし |
転職サポート | なし | 有 | 有 |
料金(税込) | 174,900円〜284,900円 | 250,800円〜283,800円 | 281,600円 |
今回はこれら紹介をします。
1.TechAcademyの動画編集コース
まず紹介するのはオンライン完結型のスクールとして有名なTechAcademyの動画編集コースです。
まず副業として動画編集を始めたい人にはバランスが良いスクールです。
TechAcademy動画編集コースのメリット
まずメリットを紹介します。
こちらの3点です。
- パーソナルメンター制度がある
- Premiere Proに特化し最短4週間で習得可能
- 160時間の学習でしっかりスキルアップ
1つずつ紹介します。
1.パーソナルメンター制度がある
TechAdacemyでは生徒1人ずつ専属のメンターがついてくれます。
メンターがついてくれることで
- モチベーションが維持できる
- 週2回のマンツーマンで相談に乗ってもらえる
- 疑問点があれば毎日チャットでサポートしてもらえる
こうしたメリットがあります。
オンラインスクールは個人学習になるのでモチベーション維持が最も重要です。
TechAcademyでは現役動画クリエイターのメンターが付いてくれるので安心ですね。
2.Premiere Proに特化し最短4週間で習得可能
一般に動画編集ソフトは「Premiere Pro」や「After Effects」、「Final Cut Pro」など多数ありますが、TechAcademyの動画編集コースでは動画編集ソフトの基礎として最も利用されている「Premiere Pro」に特化しています。
基礎とはいえ、YouTubeの動画編集などならこのスキルで十分です。
後々After Effectsなどを学ぶ場合でもPremiere Proの基礎がしっかり理解できていることが必須なので、まずPremiere Proを習得するのが重要です。
3. 160時間の学習でしっかりスキルアップ
TechAcademyは競合に比べてカリキュラムが充実しており、授業時間も多いです。
受講料と授業時間のバランスに優れていますね。
同じ受講料を払うなら受講料で少ないよりも多い方がコスパが良いのは明らかです。
TechAcademy動画編集コースのデメリット
一方でデメリットもあります。
- 1日2〜8時間の学習時間を確保しないといけない
- After Effectsなどを使った3D効果は学べない
こちらの2点です。
1. 1日2〜8時間の学習時間を確保しないといけない
プランによって違いますが、1日あたり2〜8時間の学習時間を確保しないといけません。
公式サイトによると1週間に必要な学習時間はこのようになっており、
プラン | 4週間プラン | 8週間プラン | 12週間プラン |
必要な学習時間/週 | 40〜50時間 | 20〜25時間 | 14〜18時間 |
これを1日あたりに直すとこうなります。
4週間プラン:6〜8時間
8週間プラン:3〜4時間
12週間プラン:2〜3時間
内容としては最も充実しているのですが、これだけの時間を避けられるかどうかが分かれ目になりそうです。
社会人であれば12週間プランにして、平日1〜2時間、土日で合計4〜7時間確保すればクリアですね。
2.After Effectsなどを使った3D効果は学べない
もし3Dムービーなどを使った動画を作りたいならAfter Effectsを学ぶ必要がありますが、TechAcademyのカリキュラムには入っていません。
とはいえ、After Effectsを学ぶにはPremiere Proが必須なのでまずPremiere Proを完璧に習得するのが先決です。
TechAcademy動画編集コースが向いてるのはどんな人?
ここまでメリットとデメリットを紹介してきました。
それらを踏まえて、TechAcademy動画編集コースに向いている人はこういった人です。
こんな人におすすめ
- YouTube動画の編集をしたい人
- まず副業から始めたい人
- 1日の学習時間を確保してでも濃密な学習をしたい人
動画編集を本業にしたい場合は3Dムービーのスキル(After Effectsのスキル)は遅かれ早かれ必要になります。
ですが、YouTube動画の編集などで「まず動画編集で副業したい」くらいならPremiere Proで十分です。
副業でスキルをつけてから本業化を考えてもいいですね。
もしご興味あれば公式サイトもご覧ください。
2.セカジョブ!
次はセカジョブ!です。
こちらもメリットとデメリットを紹介します。
セカジョブ!のメリット
まずメリットはこちらです。
- After EffectsやPhotoshopがカリキュラムに入っている
- 案件獲得のスキルも習得可能
- 動画広告など編集者以外のキャリアも開ける
1点ずつ見ていきます。
1.After EffectsやPhotoshopがカリキュラムに入っている
TechAcademyはPremiere Proだけでしたが、セカジョブ!はAfter EffectsやPhotoshop(写真加工ソフト)もカリキュラムに入っています。
動画編集に必要なスキルは一通り学べると思ってよいでしょう。
2.案件獲得のスキルも習得可能
こちらでは動画制作の技術だけでなく案件獲得スキルを学ぶことができるのが特徴です。
動画編集スキルだけ学んでも、どうやって案件を取るのかがわからなくては仕事はできません。
セカジョブ!ならその点も安心です。
3.動画広告など編集者以外のキャリアも開ける
さらに、セカジョブでは動画編集者になる以外にも、動画広告の運用担当になるというキャリアが開けます。
私はマーケターとして広告を運用する側なので、動画広告を配信する際は外部の動画編集者と連携して業務にあたります。
ところがセカジョブ!で学習すれば全て自分一人で完結させることができます。
仕事を発注する企業側としては動画編集者と動画運用者を2人雇う必要がないので非常にありがたいんです。
動画編集も動画広告の運用もできる人材は市場的にも貴重なので、仕事をもらうときに非常に有利です。
セカジョブ!のデメリット
一方、デメリットはこちらです。
- 転職サポートは後述のデジハリオンラインに軍配
- 動画編集のスキルアップなら後述のデジハリオンラインに軍配
ここも解説します。
1.転職サポートは後述のデジハリオンラインに軍配
セカジョブ!もデジハリオンラインも転職サポートが用意されています。
デジハリオンラインに関しては後ほど詳しく説明するのですが、転職サポートに限って言えばセカジョブはやや手薄な印象です。
というのも、セカジョブはそもそも「動画で副収入を稼ぐ」ことを目的にしており、転職はメインではないからです。
この点はサービスコンセプトの違いですね。
副業の案件獲得方法などはカリキュラムにしっかり組み込まれているので安心です。
2.動画編集のスキルアップなら後述のデジハリオンラインに軍配
案件獲得や動画広告がカリキュラムに入っている分、動画編集スキルだけで言えばデジハリオンラインの方が高いレベルを目指せるでしょう。
それぞれの公式サイトで発表されている必要な学習時間も
セカジョブ:250時間
デジハリオンライン:300時間
とセカジョブがやや少ないです。
案件獲得や広告など広い範囲でスキルアップしたいならセカジョブ!
動画編集スキルをがっつりあげたいならデジハリオンライン
という切り分けになりそうです。
セカジョブ!が向いてるのはどんな人?
これらを踏まえて向いている人をまとめます。
こんな人におすすめ
- 案件獲得スキルも学びたい人
- 複数ソフトの基礎を学びたい人
- 動画広告など編集以外のスキルもつけたい人
セカジョブ!は無料カウンセリングも用意しているので、よかったら活用してください。
3.デジハリオンライン(ネット動画クリエイター講座)
最後はクリエイティブ向けの大学として古くから有名な名門デジタルハリウッド大学が運営するオンラインスクールです。
本業としてがっつり動画編集者になりたい場合は、こちらがオススメです。
デジハリオンライン(ネット動画クリエイター講座)のメリット
まずメリットを紹介します。
こちらの3点です。
- マーケティングスキルも身に付く
- IllustratorやPhotoshopも学べる
- 卒業後の仕事獲得サポートが充実
1つずつ紹介します。
1.マーケティングスキルも身に付く
当たり前ですが、一般的に動画編集のスクールは動画編集スキルしか教えません。
ところが、デジハリオンラインでは動画に関するマーケティングのスキルも学ぶことができます。
マーケティングスキルが身に付くと、
- 動画を数値的に評価できる
- どんな動画が求められるかがわかる
- 動画の改善点を見つけられる
こうしたことができるので、動画の企画段階から関われたり、コンサルティングができたりと、編集者よりも上流の仕事を行うことができます。
これらは将来的に動画で転職をしたり独立したりする際に役に立つスキルです。
マーケティングスキルを身につけることで、キャリアの幅を広げることができると言えるでしょう、
2.IllustratorやPhotoshopも学べる
イラスト作成ソフトのAdobe Illustratorや写真加工ソフトのAdobe Photoshopも学べます。
動画を作る時、イラストを使いたい場面や手持ちの写真を編集したい場面は多々あります。
そんな時でもIllustratorやPhotoshopのスキルがあれば安心ですね。
Photoshopはセカジョブ!でも習得できますが、Illustratorがカリキュラムに入っている動画のスクールは珍しいです。
作成する動画の幅を広げられるという意味でも、IllustratorやPhotoshopも学べるのは嬉しいですね。
3. 卒業後の仕事獲得サポートが充実
学習だけでなく、卒業後のキャリアもしっかりサポートしてくれるのもメリットの1つです。
デジハリオンラインでは卒業生にフリーランス案件を紹介したり、デジハリ生限定の非公開求人サイトを提供したりしています。
キャリアセンターもあるので、個別相談やセミナーの参加もできますよ。
せっかくスキルをつけても、その後の仕事につながらなければ意味ないですよね。
特に未経験で動画の仕事を獲得するのは簡単ではありません。
クリエイティブスクールの名門であるデジタルハリウッド大学のノウハウを使って、卒業後の仕事獲得・就職までサポートしてもらえるのは他スクールにはない大きなメリットです。
デジハリオンライン(ネット動画クリエイター講座)のデメリット
一方でデメリットもあります。
- マンツーマンのメンター制度はない
- 受講料が高額
こちらの2点です。
1. マンツーマンのメンター制度はない
他スクールにあるような、マンツーマンのメンター制度はありません。
ただ、サポートが充実していないという意味ではなく、
- 質問は講師が直接回答
- 提出課題はプロクリエイターが一人ひとり添削
- 講師とコミュニケーションしながらのライブ授業もあり
このように学習を効果的に進める体制は整っています。
という方には残念かもしれませんが、古くから大学として学生をサポートしてきたデジタルハリウッド大学が運営しているスクールなので、あまり心配しなくてもよいかと思います。
2.受講料が高額
やはり最大のデメリットは受講料ではないでしょうか。
他スクールと比較するとこんな感じです。
TechAcademy動画編集コース | セカジョブ! | デジハリオンライン(ネット動画クリエイター講座) | |
料金 | 149,000円〜249,000円 | 250,800円〜283,800円 | 281,600円 |
確かに高いですね。
セカジョブ!も高額ですが、セカジョブは3ヶ月コース250,800円がある一方で、デジハリオンラインは6ヶ月コース281,600円の一択です。
しかし、受講料が高いのは紹介してきたように以下が理由です。
- カリキュラムが充実している
- 就職サポートが充実している
受講料の安さを優先するか、習得できるスキルの幅や卒業後のキャリアサポートを優先するかは、人によって異なるところかもしれませんね。
デジハリオンライン(ネット動画クリエイター講座)が向いてるのはどんな人?
ここまでメリットとデメリットを紹介してきました。
それらを踏まえて、デジハリオンライン(ネット動画クリエイター講座)に向いている人はこういった人です。
こんな人におすすめ
- 動画編集で転職したい人
- 動画の制作だけでなく企画から携わりたい人
副業というレベルでなく、本業としての転職やフリーランス転向を考えている方にはデジハリオンラインがおすすめです。
キャリアに関する個別相談などのサポートも充実してますし、フリーランス案件を紹介してもらえたり、デジハリ生限定の非公開求人サイトを活用できたり、他スクールにはないメリットがあります。
動画の制作だけでなく、もっと上流の企画やマーケティングなども学べる点も転職希望者や独立希望者に合っていますね。
もしご興味あれば公式サイトもご覧ください。
オンラインスクールは必要?
結論、絶対に必要なわけではないです。
モチベーションを自分で維持できるならオンラインスクールに通わなくても、動画編集を身に付けることはできます。(実際、私も独学で勉強しました。)
ではどういった人にオンラインスクールが向いているかと言うと以下です。
オンラインスクールが向いている人
- モチベーション維持が苦手
- すぐ習得したい
自分で時間を捻出したり、勉強するモチベーションを維持するのが苦手な人は、オンラインスクールに通うことで半強制的に勉強を続けることができます。
また、効率的に学ぶことができるので、短期間で習得したい方も検討の価値はあるでしょう。
まとめ
今回はおすすめの動画編集オンラインスクールを紹介しました。
繰り返しですが、自分でモチベーションを維持できるひとには必要ありません。
しかし、より効率的に学びたい、より集中して学びたい方には検討の価値があります。
改めて自分の勉強スタイルにオンラインスクールが必要か検討し、必要と思われたなら今回のおすすめスクールを検討してみてください。
今回紹介したオンラインスクール
- TechAcademy動画編集コース:オンラインスクールの草分け。「まず副業」ならココ
- セカジョブ!:案件獲得や動画広告など編集以外のスキルも
- デジハリオンライン(ネット動画クリエイター講座):動画編集を一番がっつり学ぶならココ