こんにちは。としきです。
以下が経歴です。
- Yahoo! JAPANで8年勤務
- 職種はWebマーケティングで管理職
- いまは独立して個人で生活
- HSP
今回は「HSPこそ仕事が辛いならすぐやめましょう」という話です。
- 仕事が辛い
- いまの仕事は自分に合ってないような気がする
- いますぐ辞めたい
こう思っている方は、5分ほどで読み終わるので参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 仕事が辛いならやめるべき3つの理由
- やりたいことを見つける4つの方法
仕事が辛いならやめましょう。
今日の結論はこれです。
こういうことをいうと
と言われそうですが、私自身もYahoo! JAPANのあとに転職したベンチャー企業を、働き方が合わずにやめています。
そのときは、次に何の仕事をするかは全く決まっていませんでした。
それでもいま全く問題なく生きています。
HSPが仕事で疲れがちな理由はこちらの記事にまとめてあります。
では、改めて仕事をやめたいのであればすぐにやめるべき理由を紹介します。
理由1:没頭すれば才能を発揮できるのにもったいない
まず確認してほしいのは、
今の仕事はやりたいことですか?
ということです。
おそらく違うからこの記事読んでいるのだと思います。
HSPは一つの物事に没頭できればすごいパフォーマンス発揮できます。
それはHSPには
情報処理能力が高い
という特徴があり、気になったものはとことん突き詰める傾向にあるからです。
シンプルな話で、人より2倍のエネルギーが出せるなら2倍の成果を出せるはずです。
ですが、これはやりたいことがやれている状態の話です。
もしいまの仕事がやりたいことではない場合、辛いけど成果も出ないという、とてももったいない状況のはずです。
HSPはやりたいことをすれば他人より成果を出せる
理由2:失敗するなら早いほうがいい
やりたいことをすれば人より成功する可能性が高いとはいえ、新しいことにチャレンジする以上は失敗する可能性も当然あります。
でも、ここで考えてほしいことがあります。
あと50年その仕事できますか?
いま私は31歳です。
我々の世代が60歳や70歳を迎えるころにはおそらく定年という概念はないでしょう。
人生100年時代、80歳まで仕事をするとしたら私くらいの年齢で残り50年ほど。
その50年間、今の仕事を続けることができるでしょうか?
もし答えがNoならいずれ今の仕事をやめるときがくるはずです。
ならば、仮に失敗するとしても早いほうがいいです。
早いうちに失敗すればいくらでも取り返せます。
早いうちに失敗しよう
理由3:極論ですが死ぬことはない
冗談のように聞こえますが、再起不能にならないということは最大の安心材料です。
幸福なことに、日本人である限り仕事がなくて死ぬということはなかなかありません。
- 選びすぎなければ求人はいくらでもある
- 地方では家賃1万円以下で暮らせる家もある
- 国や自治体の制度も手厚い
この後ろ盾があるからこそ、失敗することのリスクが小さいのです。
死なない限り失敗と再挑戦を繰り返すことができます。
若い方うちに失敗しておいた方が失敗・再挑戦の回数を多く重ねることができます。
何度でも再挑戦できる
補足.死ぬ瞬間に後悔すること
2019年にDIAMOND ONLINEで興味深い投稿を見つけました。
(1)「死ぬ瞬間の5つの後悔」は、「自分に正直な人生を生きればよかった」「働きすぎなければよかった」「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」「友人と連絡を取り続ければよかった」「幸せをあきらめなければよかった」である。
(2)もしも死の間際になって、自分の人生を後悔したとしても、ありのままの自分を受け入れ、許すことで、心の平安を手に入れられる。
(3)後悔しない人生を歩くためには、自分の心に正直に生き、すべての幸福に感謝することが大事である。
引用:DIAMOND ONLINE「死の直前、人が最も多く後悔する5つのこと」(2019年7月25日)
緩和ケアの現場で多くの死を見てきたブロニー・ウェア氏の著書「死ぬ瞬間の5つの後悔」の要約です。
26ヵ国語に翻訳されて話題を呼びました。
改めて、
今の仕事を続けることは自分の心に正直に生きることか
を自分に問いかけてください。
本書に興味のある方はこちら。
やりたいことは明確ですか?
もしやりたいことが明確ならいますぐ行動しましょう。
もし「やりたいととがわからない」という方は、私が実践した方法を紹介するので参考にしてください。
1.楽しいこと、熱中することは何か?を確認する
お伝えしたとおりHSPは気になる物事はとことん掘り下げることができます。
なので、あなたが楽しいと思うこと、熱中することが何か確認してみましょう。
そのとき、こんな視点で考えるとわかりやすいのでおすすめです。
- 時間を忘れて続けられることは何か?
- 人より詳しい自信があることは何か?
- 3年以上継続しているものはあるか?
ここで思いついたものを扱う会社や仕事はないか考えてみましょう。
このとき、必ずしも今時点で得意でなくてもOKです。
時間さえかければ必ず得意になれるからです。
「時間をかけられる」ということが重要です。
2.少し先の未来にどうありたいかを明確にする
5年後、10年後どうありたいですか?
これの回答は人ぞれぞれでしょう。
- 年収1,000万ほしい
- 自分のペースで仕事をしていたい
- 地方や海外で暮らしたい
- 家族との時間と趣味に没頭して暮らしたい
5年後10年後の理想像がイメージできたら考えてほしいことがあります。
それは、
いまの仕事を続けて理想に辿り着けますか?
ということです。
余談ですが、私は無理だと思ったので、今の仕事を選びました。
周囲に気を使い、我慢して、やりたいことを抑え込んで生きること、それは誰のための人生でしょうか。
私もHSPです。
何年もこの問いを繰り返し、これらを振り切るのに5年ほどかかりました。
いまは自分の決断に満足しています。
3.自分をよく知る人と話す
客観的な意見を聞いてわかることもあります。
- 自分では忘れていたけど熱中していたものを思い出せる
- 自分には思いもよらない長所や短所が見つかる
- 自分では気づけない自分の価値観に気付ける
などです。
話を聞く相手は
- 家族
- 恋人
- 友人
- 先輩、後輩
- 先生
などがいいです。
なるべく多くの人から話を聞くことで多角的に自分を知ることができます。
4.転職エージェントなどのプロと話す
最も客観的かつ専門的な意見を聞ける方法です。
プロと話すことで、自分のことだけでなくこれから挑戦する業界・仕事のことを知ることができます。
私は将来に迷ったとき、無料ということもありとりあえず<リクルートエージェントに登録しました。
リクルートエージェントに登録するといくつも転職先の候補が提示されますし、いろいろメリットはあるのですが、私は特に以下のメリットが大きいと感じました。
- いまの会社が全てじゃないと安心できる
- キャリアプランを一緒に考えてくれて計画が現実的になった
いまの会社が全てじゃないと安心できる
いまの会社をやめてもなんとかなるという安心感を得ることができます。
この安心感があると、いまの会社の業務でも我慢することが少なくなったり、適度に気を抜くことができたりします。
最終的に転職をしないとしても、この安心感を得るためだけでもリクルートエージェントに登録する価値はあると思います。
キャリアプランを一緒に考えてくれて計画が現実的になった
登録するとメールや電話、直接対面などで面談を行います。
私は求人を紹介されるだけと思っていたのですが、
- 将来どうなりたいか
- そこに到達するにはどういうステップを踏むか
など、私の将来のことも親身になって一緒に考えてくれました。
自分や自分の周囲のひとでは知らない情報や、プロならではの考え方をもとに相談に乗ってくれます。
私は先ほど紹介したリクルートエージェントに相談することによって、自分の将来がかなり明確になりました。
また、正社員でなく派遣社員狙いであれば同じく業界最大手リクルートが運営するリクナビ派遣もおすすめです。
まとめ
今回は「仕事が辛いならやめても大丈夫」という話をしました。
実際私も次の仕事が決まらないままやめたことがあります。
もし、いますぐやめるのはリスクが…という方は、今回紹介した対策だけでも試してみてください。
楽しいこと、熱中することは何か?を確認する
少し先の未来にどうありたいかを明確にする
自分をよく知る人と話す
転職エージェントなどのプロと話す
HSPの適職や転職に関してはこちらの記事にまとめていますので、よければ参考にしてください。