こんにちは。としきです。
以下が経歴です。
- Yahoo! JAPANで8年勤務
- 職種はWebマーケティングで管理職
- いまは独立して個人で生活
- HSP
今回は「HSPに正社員は向いていないのか」という話をします。
最近、SNSやブログなどでこういった意見を見かけるようになりました。
Yahoo! JAPANで8年間正社員として働いた私は、仕事内容と環境次第だと思っています。
今回はここを深掘りします。
この記事でわかること
- HSPに正社員は向いていないのか
- 転職のための自己分析の方法
- おすすめの転職エージェント
- エージェントに確認しておくべきこと
- 正社員以外の選択肢
HSPに正社員は向いていないのか
HSPが正社員で楽しく働けるかは仕事内容と環境次第です。
なので一概に正社員に向いているか向いていないか、とは言い切れません。
先にお伝えしておくと、正社員にこだわる必要はないと思っています。
もし今の時点で正社員に向いていないと確信している場合は、こちらで正社員以外の選択肢について紹介しているので参考にしてください。
さて、話を戻します。
正社員で楽しく働けるかは仕事内容と環境次第だという意見の根拠が何かというと、私自身がHSPであり、Yahoo! JAPANで8年間で働いた経験です。
大事なのはこの観点です。
- 短所に対策しているか
- 長所と短所を生かせる適職に就いてたか
誰にでも長所と短所があるようにHSPにも長所と短所があります。
短所にうまく対応し、適職に就いてさえいれば正社員でも幸せに働くことができます。
HSPの長所は何かというとこのあたりです。
- 仕事に対する責任感が強い
- 仕事の品質が高い
- 人の感情や気持ちを察することが得意
- ひとりで作業すると突き詰めることができる
- 正確で繊細な作業が得意
- 芸術性や感性が豊か
そして短所ですが、確かにHSPが仕事をするうえで気をつけたいことはあります。
以下の2点です。
- 仕事に疲れやすい
- 仕事が遅くなりやすい
仕事に疲れやすい
HSPは仕事に疲れやすい傾向にあります。
正社員は残業や休日出勤があったり、責任が重かったりするのでただでさえ疲労が溜まりやすいです。
HSPはそういった事情に加え、このような理由でさらに疲労が蓄積してしまいます。
- 同僚の顔色を気にしてしまうから
- 嫌いな人にもつい合わせてしまうから
- 完璧主義だから
- やりたくなくてもつい頑張ってしまうから
しかし、理由をしっかり把握して対策さえすれば問題ありません。
対策はこちらで紹介しています。
仕事が遅くなりやすい
こちらも理由を理解し、対策さえすれば十分に対応可能です。
仕事が遅くなりがちな理由はこちらです。
- 完璧主義すぎる
- メールなどの文章を書き換えまくってしまう
- 着手が遅くなりがり
- マルチタスクが苦手
- 報連相が苦手
対策は以下の記事で詳しく解説しています。
転職のための自己分析
正社員として転職するなら自己分析が重要です。
自分を深く見つめることで適職ややりたい仕事を浮き彫りにする大事なステップです。
自己分析がどれだけしっかりできるかは、転職活動がうまくいくかを大きく左右します。
自己分析はこのような観点で行うことが多いです。
- 転職理由
- キャリアの棚卸し
- 長所・短所
- 好きなこと・嫌いなこと
- 将来の理想像と理想像へのステップ
自己分析については以下の記事で詳しく紹介しています。
1.転職理由
まずはなぜ転職したいか整理しましょう。
- いまの仕事ではダメか
- どうしてダメなのか
- 転職することでなぜ解決できるのか
転職活動の根幹となるテーマなのでよく考えましょう。
2.キャリアの棚卸し
キャリアの棚卸しも重要です。
- どんな会社で働いてきたか
- どんな職種や業務を担当したか
これらを時系列で整理しましょう。
ここで整理したキャリアは履歴書に書く際にも役立ちますし、面接でも履歴書に書いたキャリアに沿って質問されることが多いです。
3.長所・短所
長所と短所はいざ改めて聞かれるとすぐには思いつかないものですが、重要なのは感覚でなく、事実をベースに考えることです。
キャリアの棚卸しで過去の業務を整理したら、うまくいった業務、うまくいかなかった業務が見えてきたはずです。
その業務がうまくいった理由からは長所が、うまくいかなかった理由からは短所が見えてきやすいです。
面接で長所と短所を聞かれたときも、エピソードを添えて答えられると説得力が増すので、ぜひ実際の業務と結び付けてまとめておきましょう。
4.好きなこと・嫌いなこと
好きなことと嫌いなこともまとめておきましょう。
仕事内容だけでなく、職場の雰囲気や人間関係なども考えてみてください。
どんな商品が好きか嫌いか、どんな仕事が好きか嫌いかも重要ですが、どんな環境が心地よいのか、どんな環境だと苦しいのかを見極めることも重要です。
5.将来の理想像と理想像へのステップ
転職はゴールではなく、将来の理想に近づくためのステップです。
そのため、まずは将来の理想像を明確にすることが重要です。
将来像を明確にしてから、その将来像を実現するためには次どういった転職をすればよいかを考えましょう。
おすすめのエージェント
早速エージェントに登録してみましょう。
まずは大手と呼ばれる3社を紹介します。
サービス名 | 特徴 |
画像引用:リクルートエージェント |
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画像引用:パソナキャリア |
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画像引用:doda |
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1.リクルートエージェント
画像引用:リクルートエージェント
どんな人むけ? |
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メリット |
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デメリット |
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2.パソナキャリア
画像引用:パソナキャリア
どんな人むけ? |
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メリット |
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デメリット |
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3.doda
画像引用:doda
どんな人むけ? |
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メリット |
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デメリット |
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エージェントに確認しておくべきこと
登録した後、メールや電話、対面で面談が行われます。
面談ではキャリアプランについての相談などをした後、いくつかの求人を紹介されます。
その際、ぜひ以下を聞いてみてください。
- その会社から転職していく人(出ていく人)の理由
- 自己分析をもとにした確認事項
その会社から転職していく人(出ていく人)の理由
その会社から出ていく人の理由を聞くことで、実際に働いた社員がどんなことに不満を持ったのか知ることができます。
転職先の会社の良いところ・悪いところを把握することは重要ですが、「その会社の悪いところはなんですか?」と聞いても表面的な回答しか返ってこないことが多いです。
その会社を辞めていく人の理由を聞くことでリアルな回答を得ることができます。
自己分析をもとにした確認事項
自己分析をした結果、自分が苦手な環境などがわかったはずです。
この点はしっかりエージェントに伝えましょう。
例えばHSPが気にしておいた方がいい点をいくつか記載しておきます。
- 業務中のイヤホン着用はOKか
- 飲み会などは頻繁か
- 競争意識が強い文化か
- 業務はマニュアル化されているか
- 教育やサポート制度は充実しているか
- 残業はどの程度か
上記で紹介したエージェントなら企業とのコネクションもしっかりしているので安心して相談しましょう。
正社員にこだわる必要はない
この記事を読んでいただいて
と思ったとしても問題ありません。
終身雇用が崩壊している今の時代、正社員にこだわる必要はなくなってきました。
フリーランスや派遣社員という働き方はHSPに適した部分が多くあります。
こちらの記事で紹介しているので参考にしてください。
まとめ
今回は「HSPは正社員に向いていないのか」というテーマでお話しました。
私自身は仕事内容と環境次第かなと思っています。
しかし、正社員というのはあくまで選択肢の1つでしかないので、自分にはどんな働き方が適しているのかは改めて考えてみるといいでしょう。
もし、正社員としてのキャリアを希望される場合は今回の記事を参考にしてください。