こんにちは。としきです。
以下が経歴です。
- Yahoo! JAPANで8年勤務
- 職種はWebマーケティングで管理職
- いまは独立して個人で生活
- HSP
この悩みにお答えします。
私はWebマーケティングの仕事をするなかで、複数の案件でクラウドワークスなどでお仕事を依頼しています。
今回は依頼者側の立場から「クラウドワークスで案件をお願いしたくなる人の特徴5つ」を紹介します。
5分程度で読めると思うので参考にしてください。
クラウドワークスで案件をお願いしたくなる人の特徴5つ
早速結論ですが、私がお仕事を依頼したくなる人の特徴は以下です。
- 応募・レスポンスが早い
- 回答して欲しい項目ごとに回答してくれる
- なぜクラウドワークスで依頼しているかを理解してくれている
- 情報をきちんと開示してくれる
- 感情が伝わってくる
今回はこちらを深掘りします。
1.応募・レスポンスが早い
まず大前提ですが、応募は早い方がいいです。
極端な話、募集人数1名のとき、最初の応募者が完璧だった場合その方を採用します。
それ以降にいくら応募が来ようが、おそらく依頼者が確認することはないでしょう。
最後の応募者がいかに優秀であっても応募の早さには勝てません。
同様にレスポンス(返事)の早さも重要です。
せっかく興味を持ってもらえても、レスポンスを返せなかった間に別の応募者に決まってしまうなんてことはよくあります。
実際、私も経歴やスペックはバッチリの応募者さんより、レスの早い応募者さんを優先して採用することがよくあります。
応募の早さとレスポンスの早さは実力・実績・経歴に勝ります。
2.回答して欲しい項目ごとに回答してくれる
意外とこれをしてくれる応募者さんは少ないです。
例えば、応募要項にこのように書いてあるとします。
YouTubeの動画編集者を募集するという設定です。
応募時には以下の内容を含めてください。
- 自己紹介
- YouTubeの動画編集経験
- 平日に連絡がつく時間帯
- 週の稼働時間
- ※過去の動画編集の実績があれば貼付ください。
このように、応募時に記載してほしいことが明記してある募集って結構ありますよね。
せっかく明記してくれているのに、以下のように応募してくださる方が結構います。
はじめまして。都内在住の25歳男性の〇〇と申します。
広告代理店で3年間勤務し、昨年独立しました。
独立後はYouTubeの動画編集などの仕事も請け負っており、これまで2社から仕事をいただきました。
個人でYouTubeチャンネルも持っているので、配信者の立場での編集が可能です。
■個人チャンネル
https://www.youtube.com/channel/○○○
独立しているため、平日は8時〜20時程度でしたら連絡可能です。
即レスを心がけております。
別案件もあるため、稼働時間は週に20時間ほどになります。
よろしくお願いします。
どうでしょうか。
確かに「応募時に記載してほしいこと」が書いてはあるんです。
そういう意味では悪くないんですが、少し読みにくいですよね。
対して、私がこれまでお仕事をご一緒したいと思った方は例外なく以下のように記載してくださいます。
自己紹介
- はじめまして。都内在住の25歳男性の〇〇と申します。
- 広告代理店で3年間勤務し、昨年独立しました。
YouTubeの動画編集経験
- あり。
- 独立後にYouTubeの動画編集の仕事を受託(実績2社)
- 個人保有のYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/○○○
平日に連絡がつく時間帯
- 8時〜20時(即レス心がけます)
週の稼働時間
- 20時間
どうでしょうか。
こっちの方が読みやすいはずです。
なぜ読みやすいかというと、
回答して欲しい項目ごとに回答してくれているから
です。
仕事を依頼する側としてはどこを見れば知りたい情報が書いてあるか一目でわかるのでとても助かります。
次の章でも話ますが、依頼する側は時間を節約したいという強いモチベーションを持っています。
にもかかわらず、回答して欲しいことがどこにあるかわからないという状況では、読まれない可能性すらあります。
こういった応募メッセージは初見で読みやすいことはもちろん、見返すときにも必要な情報を探しやすいですよね。
複数の応募があった場合、依頼者は必ず過去の応募者を見返します。
その時、応募者同士を比較するのですが、例えば「稼働時間が一番取れそうな方を採用したい」とします。
最初の「悪い例」の場合、稼働時間の記載を探し出すのが少々面倒ですよね。
「良い例」の場合はひと目で、一瞬でわかります。
このように、比較時にもしっかり情報を見てもらえるので結果的に採用されやすくなります。
ちなみに、「応募時に記載してほしいこと」は「応募条件」や「必須条件」として羅列して書いてあることもあります。
こちらも同様に項目ごとに回答してあげると、採用率があがりますね。
3.なぜクラウドワークスで依頼しているかを理解してくれている
こう考えたことはあるでしょうか?
案件にもよりますが、クラウドワークスなどで案件を外注する理由はだいたいこの3つに大別されます。
- 自分にない知識やスキルが必要な作業だから
- 他の手段で外注するより安く済ませたいから
- 自分でやるより早く済ませたいから
特に3を理解してくれる人が貴重なんですが、順番に説明します。
自分にない知識やスキルが必要な作業だから
これはわかりやすいですよね。
YouTubeの動画を編集したくても自分にスキルがなければ外部に依頼するしかありません。
他の手段で外注するより安く済ませたいから
外部に依頼するしてもいろいろな手段があります。
そんな中で、クラウドワークスやランサーズで依頼する理由の1つは、専門業者に依頼するより安く済む場合が多いからです。
クラウドワークスやランサーズは初心者の方も多いですし、たくさんのワーカーさんがいるので、ワーカー同士で価格競争が発生しやすいというサービス設計上の理由です。
自分でやるより早く済ませたいから
そして、最後のこれが結構重要です。
どういうことかというと、
自分の稼働時間をなるべく使わずに、やるべき業務を完了させたい
というモチベーションで依頼することがかなりあります。
例えば1週間に10本のYouTube動画編集を行いたいとします。
このとき、自分が動画編集スキルを持っていたとしても、編集時間を捻出できないケースがありますよね。
そういうときにクラウドワークスを使って誰か(時には複数人)に作業してもらい、自分の時間を使わずに終わらせたいんです。
つまり、クラウドワークスに依頼するモチベーションの1つは
自分の時間を節約したいから
なんです。
だからこそ、先ほどお話したように応募メッセージのどこになんの情報が書いてあるかが一瞬でわかることは重要ですし、レスが遅いと待ち時間ができてしまうため採用されにくいです。
また、クラウドワークスで案件に立候補するとき「応募」の他に「相談」というボタンもありますが、同様の理由で「相談」は見ないという依頼者は結構います。
応募してくれるかわからない「相談」に時間を割けない、というのが理由です。
このように、クラウドワークスを使う理由は3つあるということを理解した上で、応募やメッセージのやりとりをしてくれる方は採用されやすくなります。
クラウドワークスで仕事を依頼する主な理由
- 自分にない知識やスキルが必要な作業だから
- 他の手段で外注するより安く済ませたいから
- 自分でやるより早く済ませたいから
4.情報をきちんと開示してくれる
情報をしっかり開示してくれているかも重要です。
情報は開示する目的によって2種類あります。
- 信用を獲得するための情報
- 差別化するための情報
この二軸で情報開示してくれていると、お仕事をお願いしたくなります。
信用を獲得するための情報
自分がどんな人間かを相手に開示する情報です。
プロフィールページが充実していると信用しやすいですね。
とはいえ難しいことはないです。
- アイコン写真
- 名前やニックネーム
- 出身地
- 性別
- 年齢
- 趣味
- 職歴
このあたりを、自分が開示できる範囲でプロフィール欄に書いておけばOKです。
たまにアイコン写真がない方もいますが、あまりイメージが良くないのでおすすめしません。
差別化するための情報
次に他の応募者と差をつけるための情報です。
ただ、差別化すべきポイントは案件によって違うので、プロフィール欄に記載するというよりは応募するときに案件に応じて簡潔にまとめるといいです。
例えばこんな感じです。
- 案件に関わりがある職歴やスキル、資格
- 関係ありそうな受賞歴
- 過去に似ている案件を実施した実績
- その案件に関することを勉強していること(もしくはする予定であること)
- 日中でも連絡がつくこと
このときも、依頼者がどんなモチベーションを持ってこの仕事を依頼しているかを理解することで、より効果的な差別化ができます。
5.感情が伝わってくる
最後に、意外と大事で難しいのが感情をうまく伝えることです。
クラウドワークスなどはネット上のテキストコミュニケーションなので無機質に見えがちです。
感情がわからないとどこまで言っていいかわからなかったり、時には冷たい人に見られてしまったりもします。
結局人と人なので、話をしていて安心する、楽しい、という人にしか依頼は来ません。
なので、なるべく感情が伝わるように心がけましょう。
ただ、テキストのコミュニケーションだと真面目で丁寧な人ほど冷たく見られてしまいがちなのが難しいところです。
案件にもよりますが、少し砕けた表現を使ってみてもよいと思います。
依頼者からのメッセージに対して返事をする時も
承知しました。
ご指摘の点は〜ということでしょうか?
と言うよりも、
承知しました!
ご指摘の点は〜ということでしょうか…?
くらいの方が感情がわかって良い時もあります。
ただ、この距離感は案件や依頼者によって異なるので募集要項の書き方などを参考にするといいです。
募集要項で「YouTube動画の編集者を募集します!」などと書いてあれば「!」くらいは使っていい、と判断して良いと思います。
もしも迷ったら、最初は丁寧な文章にしてメッセージの途中で相手に合わせるなど、相手との距離感を調整してもよいですね。
まとめ
今回は依頼者側の立場から「クラウドワークスで案件をお願いしたくなる人の特徴5つ」を紹介しました。
個人的には、スキルや実績よりも今回紹介した特徴を持っているかの方が重要だと思っています。
もしいまクラウドワークスで案件が取れずに悩んでいる方がいれば、参考になると嬉しいです。
クラウドワークスで案件をお願いしたくなる人の特徴5つ
- 応募・レスポンスが早い
- 回答して欲しい項目ごとに回答してくれる
- なぜクラウドワークスで依頼しているかを理解してくれている
- 情報をきちんと開示してくれる
- 感情が伝わってくる