こんにちは。としきです。
以下が経歴です。
- Yahoo! JAPANで8年勤務
- 職種はWebマーケティングで管理職
- いまは独立して個人で生活
- HSP
この悩みにお答えします。
私もメール送信によく悩むタイプで、サラリーマン時代に苦労しました。
今回は私が行っていた「HSPがメール送信にかかる時間を短縮する3つの対策」をお話します。
この記事のサマリー
- メールで悩む時間を短縮する対策は3つ
- 対策1:書きすぎない
- 対策2:メールのテンプレートを決めておく
- 対策3:悩んだら「見た」ことだけ返信する
HSPがメール送信にかかる時間を短縮する3つの対策
HSPは言葉の背景を想像したり、微妙なニュアンスを重要視したり、誤解がないように慎重になったりしてメールの送信や返信が遅くなりがちです。
私も同じようにメールにかける時間が長くて悩んでいましたが、以下の対策をすることでメール送信に悩むことはほぼなくなり、返信も基本は即レスになりました。
対策
- 書きすぎない
- メールのテンプレートを決めておく
- 悩んだら「見た」ことだけ返信する
今回はここを深掘りします。
対策1.書きすぎない
メールの文章は書きすぎないことが重要です。
私はメールが長文になって時間を使いすぎる癖がありました。
なぜ長文になるかというと、誤解されないようにしたいからです。
このように誤解になりそうなあらゆる可能性を考えます。
そして、この可能性を全部を否定する文章を書くために長文になります。
しかし、長文になればなるほど言葉の数が増え、誤解になりそうな可能性は増えていくのです。
誤解の可能性を消そうと文章を長くするほど、誤解の可能性が増える
という悪循環です。
でれば、ある程度の誤解は覚悟して事実だけを簡潔にまとめたメールを作りましょう。
対策2:メールのテンプレートを決めておく
簡潔なメールを作るためにテンプレートがあると便利です。
私は「PREP法」という有名な手法をもとにメール文章を作成していました。
PREP法とは以下の頭文字をとったもので、文章を作るときの基本構成のことです。
PREP法とは
- P:Point=結論
- R:Reason=理由
- E:Example=例
- P:Point=結論
このとおりに文章を作るとわかりやすく、余計なことを言わずに済みます。
例えば、上司から新商品案としてA案とB案どちらがいいか問われたとします。
そのときPREP法に則ってメールを書くとこのようになります。
お疲れ様です。としきです。
A案がよいと思います。…Point=結論
理由は女性客へ強くアプローチできるからです。…Reason=理由
昨年のヒット商品である〇〇も早期に女性客を取り込めたことで、大きな売り上げを達成しました。…Example=例
こういった事例を鑑みて、A案で進めるべきだと考えます。…Point=結論
よろしくお願いいたします。
こうしたテンプレートやフレームがないと、メールに自由度がありすぎて、いろいろなことを書きすぎてしまいます。
最初にフレームを作ることで、だらだらと余計なことを記載することを予防しましょう。
対策3:悩んだら「見た」ことだけ返信する
メールの返事というのは、実は「返事をする」という行為が最重要で、内容は二の次です。
メールを受け取っても
- 返事をする準備が必要
- 考えがまとまらない
ということは多いと思います。
私もよくありました。
しかしこんなときに、
と考えるのはNGです。
メールは対面のコミュニケーションと違い、相手が意図を理解したかを送信者が判断することはできません。
返事がないと
- 理解したのか
- 何か問題があるのか
- そもそも届いていないのか
わからないのです。
メールに返事が来るまでの間、送信者はずっと心配しますし、心配をかけるあなたへの信頼は徐々に失われて行きます。
なので、すぐ明確に回答できなくても
メールを確認して、あなたの意図は理解した。
という意味の第一報メールだけは送りましょう。
そのときのメールは簡単でよくて、
お疲れ様です。としきです。
承知しました。確認してご連絡します。
よろしくお願いいたします。
これでOKです。
メールを確認したことと、意図を理解したことだけ伝わればいいのです。
この第一報を送ることで相手は安心します。
そして、早い返信は信頼につながります。
- 回答内容は完璧だけど、返信は遅い
- 回答内容はまだまだだが、即レス
この場合、評価が高いのは②の後者です。
一報を送ってしまえば時間に猶予ができるので、その間にしっかり準備して、後ほど正式に回答をしましょう。
まとめ
今回はHSPがメール送信にかかる時間を短縮する3つの対策を紹介しました。
対策
- 書きすぎない
- メールのテンプレートを決めておく
- 悩んだら「見た」ことだけ返信する
私もこの対策を実践するまではメールに多くの時間を割いていました。
しかし、HSPは気質なので気持ちで解決することはできません。
「気にするな」というのは無理なので、仕組みで解決しましょう。