仕事術

HSPは会議では司会をやるべき!仕事で活躍できるコツと対策

HSPは司会が向いている

こんにちは。としきです。

以下が経歴です。

  • Yahoo! JAPANで8年勤務
  • 職種はWebマーケティングで管理職
  • いまは独立して個人で生活
  • HSP

今回は「HSPは会議では発言者より司会(ファシリテーター)をやるべき」という話をします。

私自身、管理職として様々なプロジェクトを担当しましたが、司会をやっているときの方がパフォーマンスを発揮できたので、今日はこの点を書いていこうと思います。

人前に立つのが苦手なことが多いHSPが司会?と疑問を抱かれる方も多いと思いますが、HSPの特性を考えると司会の方が向いています

HSPが円滑に仕事を進める対策・コツとして参考にしてください。

この記事のまとめ

・HSPは会議では司会(ファシリテーター)をしよう

・司会でないとむしろ発言できない

・周囲の意見を反映し細かい矛盾に気付けるから司会が向いている

HSPが司会(ファシリテーター)に向いている理由

司会に向いている理由

繰り返しですが、HSPが会議に参加するとき司会か参加者だったら司会をすべきです。

理由は大きく3点です。

  1. 周囲の意見を反映できるから
  2. 発言者側だと気を遣ってむしろ発言できないから
  3. 細かい矛盾にも気付けるから

1.周囲の意見を反映できるから

周囲の意見を反映

大きな理由のひとつがこちらです。

HSPはみんなの意見を聞いた上で総合的な解釈ができます。

そしてHSPでない人と違うのは、発言以外の情報も取り入れることができる点です。

具体的には以下のような些細な変化を読み取って、みんなが本当は何を考えているのか、賛成なのか反対なのかを判断することができます。

  • 表情や顔色
  • 口調や声色
  • 目線や姿勢
あの人賛成だって言ってるけど、あの声色だと何か心配事がありそうだな
さっきから発言しないけど、あの目線はB案に賛成っぽいな

といった具合に、HSPであることはみんなの意見を敏感に察知し全員が納得できる結論を導く上で大きな武器になります。

2.発言者側だと気を遣ってむしろ発言できないから

会議での発言

HSPであれば、周りに気を遣って発言できないという経験があるのではないでしょうか。

HSPは周囲の意見を汲み取って総合的な見解を導くのは得意ですが、一方で自分なりの意見を押し出したり発言したりするのは苦手な傾向にあります。

司会をやらないとこの点に悩まされることになります。

  • こう言ったらあの人嫌な気持ちになるかな
  • こう思うんだけど的外れじゃないかな
  • いま議論が白熱してるからここで発言したら流れを切っちゃうかな

このように考えて発言できなることもあり得ます。

仕事でよく言われることですが、会議で発言しないことはその会議にいないことと同義です。

悲しいですが事実です。

HSPが会議で存在感を出すには発言者より司会の方が良いのです。

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3.細かい矛盾にも気付けるから

矛盾に気づく

HSPは細かい点や矛盾によく気づきます。

会議でなんとなく結論が出たが、後々になって課題が見つかった

なんてことはよくありますよね。

HSPが司会をすればこれを防げる可能性が高まります。

矛盾に気づきやすいというHSPの長所に加え、司会をしていれば会議を俯瞰的・客観的に見ることができます。

司会の立場はHSPの長所をさらに補強します

HSPは矛盾を見つけられることが普通だと感じているかもしれませんが、思っている以上にその矛盾は周りには見えていないです。

そのため矛盾に気づきそれを補正し、正確な結論を見出せれば大きな評価につながります。

まとめ

今回はHSPには司会が向いている理由を紹介しました。

人前に出ることが苦手なHSPが多いかもしれませんが、実は司会に向いていて会議の中心になることもできます。

HSPの特徴をうまく生かせばいま以上に仕事や会議でうまく立ち回れるはずです。

最初は小さい会議や友人との会話から始めてみましょう。