こんにちは。としきです。
以下が経歴です。
- Yahoo! JAPANで8年勤務
- 職種はWebマーケティングで管理職
- いまは独立して個人で生活
- HSP
この疑問にお答えします。
私の父が40年ほどトラック運転手をやっておりました。
毎日父の仕事の様子を見ていましたし、仕事を手伝ったこともありましたので、今回はその経験からお伝えします。
この記事でわかること
- HSPにトラック運転手が向いている理由
- 気をつけないといけないこと
- トラック運転手の年収・給料
- トラック運転手になる方法
HSPにトラック運転手が向いている理由
HSPがトラック運転手に向いている理由は以下の4つです。
- 1人の時間が多いから
- 休憩や時間配分などの自由度が高いから
- 安全運転できるから
- いろいろな場所に行けるから(外向型(HSS)向け)
まずはここを紹介します。
1人の時間が多いから
トラック運転手は仕事の9割が1人の時間です。
主には運転中ですね。
大勢の人や見知らぬ人と関わることが苦手なHSPは多いです。
1人の時間が多いというのはHSPにとってはメリットですね。
何度も父の仕事について行きましたが、仕事中に人と関わるのは
- 荷下ろしや荷積みの作業時
- 荷物の搬入先の変更などのイレギュラー時の電話
くらいでした。
それ以外の9割は基本的にトラックの中で運転です。
好きな音楽をかけたり、ラジオを聴いたりと1人の時間を快適に過ごすことができます。
休憩や時間配分などの自由度が高いから
トラック運転手は休憩時間の取り方も自由です。
決められた時間までに荷物を指定の場所に届けることさえできれば、休憩はいつとってもOKです。
- サービスエリアで休憩する
- コンビニでお菓子を買って車内で食べる
- パーキングエリアで昼寝をする
こういったこともできます。
勤務中の時間の使い方が自由で、休憩を取りやすいのは魅力の1つです。
安全運転できるから
HSPであればこの点も安心です。
トラック運転手で最も気をつけなければならないのは運転中の事故です。
扱う車両も大きいため、通常の車の運転よりもさらに安全な運転を心がける必要があります。
HSPは様々な危険を察知する能力に長けているため、きちんと安全運転をすることができるでしょう。
周囲をよく見ながら行動するので、無理にスピードを出したり危険運転をすることも少ないです。
この点もHSPに運転手が向いている理由です。
いろいろな場所に行けるから(外向型(HSS)向け)
最後は特に外向型(HSS)に向いている理由になります。
トラック運転手は様々な場所に出向く仕事です。
決まった場所に荷物を運ぶことも多いですが、新規の搬入先が追加されたり、いつもと違う道を進んだりすることもできます。
- 知らない景色を見る
- 新たな土地で名物料理を食べる
- いつもと違う場所で休憩してみる
このように日々違った環境を楽しむこともできます。
新たな刺激を求めるHSSにとっては恵まれた環境と言えるでしょう。
気をつけたい点
HSPがトラック運転手に向いている理由を紹介しました。
一方、トラック運転手になるには次の点に気をつけておくとよいでしょう。
- 体力仕事
- 長時間勤務
- 不規則な勤務時間
1つずつ見て行きます。
体力仕事
トラック運転手は基本的に体力勝負です。
荷物の積み下ろしでは大きな荷物も扱いますし、時間制限があるのでゆっくりはしていられません。
長時間運転で疲れ切った体で、重い荷物を何度も運ぶ仕事です。
近年は女性の運転手も増えてはいますが、女性にしても男性にしてもある程度の体力がある方が望ましいでしょう。
長時間勤務
トラック運転手は勤務時間が長時間になることがあります。
特に小規模な会社や長距離運転手に多いです。
長距離運転だと時間内に荷物を届けるために早朝から仕事に出発しなくてはならない場合もあります。
こういった点が気になる場合は、就職や転職時に勤務時間をよく確認しておきましょう。
不規則な勤務時間
勤務時間も不規則になりがちです。
早朝や深夜の運転はよくありますし、仕事によっては数日間家に帰れないこともあります。
一般的なサラリーマンのような規則正しい働き方を求めている方には不向きです。
ただし、どの程度不規則かは会社によるので、ここも事前に確認しておきましょう。
トラック運転手の年収・給料
転職サファリによるとトラック運転手の平均年収はこのようになっています。
平均:454万円
男性平均:456万円
女性平均:419万円
しかし、これも会社や業種で大きく変動があります。
別サイトですが、平均年収.jpではトラック運転手の業種別の年収ランキングをこのように紹介しています。
1位:大手宅配・引越し兼業配送センター間大型ドライバー:平均840万円
2位:国内陸送コンテナ等の牽引トレーラードライバー:平均770万円
3位:大手倉庫/メーカー提携大型トラックドライバー:平均665万円
4位:工業系倉庫物流専門大型トラックドライバー:平均650万円
5位:建設建材/石油化学物流トラックドライバー:平均600万円
長距離、大型トラックの方が年収が高くなりがちですし、会社の規模や地域にもよります。
平均年収は目安として認識しておき、あとは転職時に転職情報サイトで確認しましょう。
トラック運転手になるには
トラック運転手になるには以下のステップを踏むことが必要です。
- 運転免許を取る
- 物流会社や運送会社に就職する
運転免許を取る
運転するのでもちろん運転免許が必要です。
トラックの大きさによって必要な免許が異なります。
小型トラック:普通自動車免許でOK
中型トラック(車両総重量5トン〜11トン):中型自動車免許が必要
大型トラック(車両総重量11トン以上):大型自動車免許が必要
トレーラー:大型自動車免許+けん引免許が必要
他にもガソリンや毒物、ガスなどを運搬する場合は、特殊な免許を取得する必要があります。
物流会社や運送会社に就職する
免許を持っていれば会社に就職することができます。
このとき、勤務時間の長さや不規則さ、給料などを確認しておきましょう。
以下の転職サイトならドライバーやトラック運転手の求人も豊富でおすすめです。
まとめ
今回はHSPにトラック運転手がおすすめの理由を紹介しました。
以下、今回のまとめです。
HSPにトラック運転手がおすすめの理由
- 1人の時間が多いから
- 休憩や時間配分などの自由度が高いから
- 安全運転できるから
- いろいろな場所に行けるから(外向型(HSS)向け)
気をつけたい点
- 体力仕事
- 長時間勤務
- 不規則な勤務時間
トラック運転手の年収
- 平均:454万円
- 男性平均:456万円
- 女性平均:419万円
トラック運転手になるには
- 転免許を取る
- 物流会社や運送会社に就職する