仕事や日常生活で「どうしたいの?」って言われること多いですよね。
「どうしたいの?」って聞かれることが苦手なHSPって結構いるのではないでしょうか?
日常生活ではなんとなくやり過ごすことができても仕事ではそうはいかないこの質問。
空気を読んで周囲に合わせることは得意でも、急に自分の意見を求められるとどうしたらよいかわからない…。
この記事ではそんなときどのように対処したらよいかをご紹介します。
1.自分の意見を言うのが苦手なのはなぜ?
私もそうだったんですが、HSPにとってこの質問はすごく難しいと感じました。
この質問ってつまり「あなたの意思は?」ということですが、HSPは「周囲の意見や気持ちを汲み取った上で発言する」ので、それらの前提条件がないなかで「あなたの意思は?」と問われるとすごく難しいんです。
例えば
- AさんとBさんがこう言っている
- Cさんはあの仕草から察するにこう思っているだろう
- 以前Dさんはこの話が出た時少し口調が荒かったな
という状況であれば、HSPは周囲の意見をうまくまとめることができます。
一方で、このAさん〜Dさんの情報が全くないなかで「あなたはどうしたい?」と聞かれると困ってしまうんです。
「どうしたい?」と聞かれた時どうするか
対策1:数字を使う
自分の意見として押し通すことが難しい場合、数字を根拠に話をしましょう。
自分の意見や感覚ではなく、客観的な指標としての数字なら言いやすいと思います。
「こうしたい」ではなく「こうすべき」と言うイメージですね。
そのために普段から自分の仕事や会社の数字には詳しくなっておくようにしましょう。
注意深く努力家なHSP、きっと細かな数字を扱うこともできるはずです。
対策2:権威を用いる
誰かの言葉を引用するのも手です。
例えば
- この前読んだ本にこう書いてあったんだけど…
- このまえ社長が言っていたとおり…
- 他社はこういう手法で成果を上げているが…
このように自分以外の実力者の言葉を根拠に意見を発する方法です。
これなら完全に自分だけの意見ではないので安心して発言できるのではないでしょうか。
常に周囲にアンテナを張っているHSPなら、事前に多くの情報を集めておくこともできますね。
対策3:事前に準備しておくこと
これが理想ですね。
プレゼンや発表、打ち合わせの際はあらかじめどういう質問が来るかを想定しておきましょう。
そしてここで意見を求められたらこう返そう、と決めておくのです。
そうすれば突然の問いかけに慌てることもありません。
事前に調べ、綿密なシミュレーションをすることはHSPは得意なはずです。
ぜひこの長所を生かし、予め意見を作っておく工夫をしましょう。
まとめ
今回はビジネスでよく聞かれる「どうしたいの?」に対するHSPの悩みと対処法を紹介しました。
HSPの特徴をうまく使えば十分に対処できます。参考にしていただき普段の仕事生活にぜひ生かしてください。