こんにちは。としきです。
この悩みにお答えします。
今回は実際にヨガインストラクターとして3年働かれたゆかりさんにお話を伺います!
適職であるヨガインストラクターを選んだ理由
HSP気質のある28歳女性、きくまゆかりと申します。
社会人1年目から「ヨガインストラクター」というお仕事を約3年続けていました。
ホットヨガのレッスンはもちろん、エクササイズのレッスンもお客様に提供していました。
私は運動神経が良くないわりに、チアリーディングというスポーツを約12年続けていました。
ですので、就職先は「体を動かすお仕事がいいな」と思って探していたところ、ヨガインストラクターのお仕事を見つけたんです。
「ヨガインストラクター」という名前に惹かれ、私は迷わず応募し入社しました。
ヨガインストラクターはHSPに向いている!
HSPにヨガインストラクターが向いている点
- HSPの特徴を活かせる
- 自分自身がヨガを体感して、リラックスできる
- 自己肯定感が上がり、自信がつく
こちらを詳しくお話ししますね。
1.HSPの特徴を活かせる
HSPの特徴である
- 共感できる
- 相手のために考えて行動できる
- 変化に気付ける
などの気質はヨガインストラクターに活かせると思います。
お客様の悩みに寄り添って、どうしたらお客様が気持ち良く過ごせるのかを考え行動し、お客様の体や心の変化にHSPは気付けると思うんですよね。
HSPだからこそできる「おもてなしの心」です。
2.自分自身がヨガを体感して、リラックスできる
ヨガインストラクターは、自分自身がヨガを体感しその良い体感や経験を伝える仕事です。
深く呼吸をして、体を大きく動かしたり伸ばしたりするので、体も心もスッキリするんです。
私はそのおかげで、よく眠れるようになりました。
3.自己肯定感が上がり、自信がつく
ヨガインストラクターはレッスン中に発する言葉も前向きです。
例えば、「深く呼吸を繰り返すと少しずつ頭の中のモヤモヤが出ていき、幸せな気持ちだけが残ります。」とか。
レッスンですので、伝えたい相手はお客様。
しかし、自分が発した言葉って絶対自分に返ってきます。
その結果、私は自己肯定感が上がり、自信がつきました。
HSPにヨガインストラクターが向いていない点
- 体力勝負でもある
- 常にお客様に見られる
- 影響を受けやすい
1.体力勝負でもある
ヨガインストラクターは体を動かすお仕事なので、体力勝負な所があります。
私の場合はホットヨガスタジオだったので、スタジオ内は湿度が約60%で温度は約38度でした。
研修を受けると体作りができるので問題はありませんが、汗をかくので自分で体調を管理する必要があります。
また、ヨガインストラクターのお仕事はヨガレッスンをしながら掃除をしたり在庫管理をしたり、接客をすることもあります。
2.常にお客様に見られる
ヨガインストラクターはヨガをお客様に教える立場でもあるので、お客様に常に見られています。
ヨガレッスン中は、ヨガインストラクター1人に対してお客様30名でヨガをすることもあります。
ヨガは自分自身に集中することが多いのですが、ヨガポーズのお手本を見せる時にはお客様30名がヨガインストラクターを見ます。
HSPは常に見られていると疲れてしまいやすいので、少しずつ慣れる必要があります。
3.影響を受けやすい
お客様には本当に様々な方がいらっしゃいます。
- ヨガインストラクターよりもヨガ歴が長い方
- お仕事後で疲れて元気がない方
- 元気で明るく、積極的なコミュニケーションを好まれる方
など、いろいろな方と知り合えるのは楽しみである反面、時にお客様の影響を受けて、疲れてしまうこともあります。
それでも決まった時間にレッスンをしなければいけません。
HSPは相手のために考えることができるので、感情移入し過ぎてしまわないように、多少割り切って過ごした方がいいです。
HSPが気をつけるべきこと、対処方法
- 体力勝負でもある
- 常にお客様に見られている
- 影響を受けやすい
この3つでした。
この向いていない点は「浮き沈みが激しく、常に神経を張り巡らせていて、人や音の影響を受けやすいHSP」にとって、ちょっと辛いですよね。
「ヨガをすること」でクリアできる理由は、
ヨガは自分に意識が向きやすいので自分がどう感じているのかすぐに気付けるようになり、疲れてしまう前に自分をコントロールできるから
なんです。
ヨガは呼吸を1番大切にしています。
呼吸をすると体がほぐれるだけではなく、集中力が高くなって自分に意識が向きやすくなります。
自分に意識が向きやすくなると「今自分はどう感じているのか、どうしたいのか」など、素直な気持ちで行動できるようになります。
では、どうやってヨガをしたらいいのかというと、まずは「自分の生活にヨガを取り入れる」ことがオススメです。
胸式呼吸と腹式呼吸の練習をしてみたり、慣れてきたらその呼吸をしながら体を伸ばしてみたり。
もし費用があれば、ヨガスタジオに通うのもGOOD。
私の経験では、ヨガに通うお客様がヨガインストラクターになったということがよくありましたよ。
また、ヨガを全く知らずにヨガインストラクターになった方もたくさんいました。
実は私もその1人。
ヨガ自体はいつでも誰でも始められるので、自分の生活に取り入れてみて欲しいです。
ヨガインストラクターの年収
ヨガインストラクターの年収は、約320万くらいです。
実際、キャリアガーデンの調査によればヨガインストラクターの年収は250万円~350万円程度がボリュームゾーンだそうです。
ヨガインストラクターは、
- ヨガスタジオに就職して働く方法
- フリーランスで働く方法
この2種類あります。
「ヨガスタジオに就職して働く方法」だと時給で給料が発生しますが、「フリーランスで働く方法」だと「1レッスン約3000円〜5000円」です。
インストラクターさんの人気や地域にもよりますが、相場よりも高い年収がもらえる場合もあります。
ヨガは年配の方でもできますし、ヨガスタジオで就職してファンがついたらフリーランスで働いたとしてもお客様が来てくれるかもしれませんしね。
私も機会があれば、フリーランスでヨガをしたいなと思っています。
ヨガインストラクターになる方法
ヨガインストラクターになる方法は、2つあります。
- 未経験でもOKなヨガスタジオに就職してヨガインストラクターになる
- 資格を取得してフリーランスでヨガインストラクターになる
未経験OKなヨガスタジオでは、ヨガインストラクターとしてヨガを提供する研修や基礎知識などを学ぶことができます。
ほとんどの方が未経験なので丁寧に教えてくれますし、未経験の仲間がいたら切磋琢磨して頑張れます。
未経験OKなヨガスタジオは丁寧に教えてくれますし、ヨガインストラクターとして自信を持ってレッスンデビューができるので安心ですよ。
資格を取得できるシステムがあるヨガスタジオもありますし、解剖学やシータヒーリングなど色々な研修を受けることもできると思います。
2のフリーランスでヨガインストラクターになる方法は、資格がないとお客様がほとんど来ないので資格は取得した方がいいと思います。
もし、フリーランスでヨガインストラクターになりたいのであれば、ヨガスタジオに通いながら資格の勉強をするのがいいと思います。
費用もかかりますので、無理のないようにできたらいいですね。
まとめ
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
HSPの私がヨガインストラクターとしてお仕事をしていた時を振り返ってみても、後悔はありませんでした。
ここでお話をして、改めてHSPとヨガインストラクターは相性が良いと感じました。
ヨガインストラクターは、HSPの特徴を活かしてくれる素敵なお仕事です。
急いで決めなくて良いですし、少しずつヨガを自分の生活に入れてみても良いと思います。
私の経験談がHSPの皆様のプラスになれたら嬉しいです。
まずは、自分を大切にしてあげてくださいね。
結論
- HSPにヨガインストラクターは向いている
- 注意点もあるので、日常生活でもヨガを取り入れることがおすすめ
なぜ向いている?
- HSPの特徴を活かせるから
- 自分自身がヨガを体感して、リラックスできるから
- 自己肯定感が上がり、自信がつくから
注意点は?
- 体力勝負でもある
- 常にお客様に見られる
- 影響を受けやすい
対処法
- 日常生活でもヨガを取り入れること
- ヨガをすることで自分をコントロールできる
- 費用があればヨガスタジオに通うのもGOOD
今回のお仕事経験 提供者
きくま ゆかり さん
- 28歳フリーライター
- ホットヨガインストラクターを3年経験したのち、無印良品の販売スタッフに転職。
- 現在はフリーのWebライターとして活躍。自身の経験を生かし、HSPや暮らし、生活など様々なジャンルの記事を執筆中。
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