こんにちは。としきです。
以下が経歴です。
- Yahoo! JAPANで8年勤務
- 職種はWebマーケティングで管理職
- いまは独立して個人で生活
- HSP
今回は「HSPはフリーランス転向がおすすめな理由」を紹介します。
この記事でわかること
- HSPがフリーランス転向がおすすめな理由
- おすすめのフリーランス職種
HSPはフリーランス転向がおすすめな4つの理由
HSPにフリーランスがおすすめな理由を4つ紹介します。
- コミュニケーションが最小限
- 自分のペースで仕事ができる
- 好きな場所で働ける
- 自分に合う環境なら突き詰めることができる
今日はここを深掘りします。
コミュニケーションが最小限
会社員と違って、フリーランスになれば基本的に個人作業です。
会社員よりも関わる相手が少なくなるので、コミュニケーションに気を遣いがちなHSPには適した環境です。
ここで、フリーランス転向することで不要になるコミュニケーションをかんたんにピックアップしてみます。
- 社内のミーティング
- メールや社内SNS、内線電話などのやりとり
- 朝礼や夕会
- 人事や経費などの手続き
- 勤怠や有休申請などの調整
- 会社の飲み会
- 接待
- 勤務中の雑談や相談
- 休憩中の雑談
もちろん発注先のお客さんなどとコミュニケーションを取ることはありますが、それでも最小限ですよね。
これらがなくなるだけでもだいぶ楽になるのではないでしょうか。
そして、コミュニケーションが最小限になるということはストレスの軽減だけでなく
- 余計なことを考えないので全エネルギーを作業に投下できる
- メールなどの返事に悩んでいた時間を節約できる
こういったメリットがあります。
自分のペースで仕事ができる
フリーランスであればいつ働くかは完全に自由です。
会社員だと
- 出勤時間
- 退勤時間
- 休憩時間
- 休日
は決まっていますよね。
お客さんとの関係や納期、収入とバランスをとりつつではありますが、フリーランスはこれらを自分で決めることができます。
- 今日は体調が良くないから昼から働こう
- 仕事に少し余裕ができたから明日は旅行に行こう
- 先月たくさん稼いだから今月はまるまる休みにしよう
こういったことが可能です。
好きな場所で働ける
フリーランスはどこで働くかも自由です。
音や匂い、光など周囲の環境によってはストレスを感じることが多いHSPにとっては大きなメリットです。
- 家にこもって働く
- 好きなカフェで働く
- 公園の芝生に寝そべりながら働く
どれも私がやっていることです。
また、人が多い都心部で働く必要も、日本で働く必要もありません。
- 人が少なくて静かな田舎に移住する
- 海外で働く
- 各地を旅行しながら働く
これらは会社員であれば不可能に近いですが、フリーランスなら可能です。
今後インターネットを通じて働く環境が整備されると、こういった働き方はますますやりやすくなるでしょう。
自分に合う環境なら突き詰めることができる
HSPの特徴を示す「DOES」という概念の一つに
D(Depth of processing):情報処理能力が高い
というものがあります。
以下のような特徴ですね。
- 気になったことはとことん突き詰める
- 一部がわかれば全体像が想像できる
HSPは仕事に打ち込めさえすれば、大きなパフォーマンスを発揮できます。
音、匂い、光、他者との関わり方など、それを妨げる要因が少し多いため、能力を発揮できずにいるHSPがたくさんいます。
フリーランスで自分に合った環境を作り出すことさえできれば、HSPの才能を生かすことができます。
HSPのフリーランス転向におすすめの仕事5選
HSPにフリーランスが向いている理由を紹介しました。
次はフリーランスに転向する際、HSPにおすすめの仕事を3つ紹介します。
プログラマー
1つ目はプログラマーです。
プログラマーとはコンピューター向けの言語であるプログラムを作成する人です。
コンピューター向けの言語を使って、コンピュータに指示を出し、ウェブサイトやアプリなどに思い通りの動きをさせる役割です。
案件によってはデザインだけ担当する別の方がいたり、他のプログラマーと協業することもありますが、基本的に個人作業です。
プログラマーが向いている理由
プログラマーが向いている理由は以下です。
- 正確性が求められる
- ロジカルな思考が求められる
プログラミングは一文字間違えただけで動かなくなったり、想定外の挙動をしたりします。
そのため業務には正確性が求められます。
また、プログラミング言語には明確なルールがあり、ルールに則った上でいかに整理されたプログラムを書くかが大切です。
プログラマーになるには
プログラマーになるにはいくつか勉強方法があります。
- 参考書
- web
- スクール
HSPがプログラマーに向いている理由や勉強方法はこちらの記事で解説しています。
また、おすすめのプログラミングスクールもまとめています。
Webデザイナー
2つ目はWebデザイナーです。
Webデザイナーはホームページやアプリ、Web広告などのデザインをしたり、ホームページ自体を制作したりする仕事です。
プログラマーと同様、クライアントや他のデザイナー、プログラマーと協力することもありますが、実務は基本的には1人です。
Webデザイナーが向いている理由
HSPにWebデザイナーが向いている理由はこちらです。
- 感性や芸術性が豊か
- 依頼者の意図を読み取ることができる
- 相手の期待に応えようとする
これらHSPの気質を生かして、Webデザイナーとして活躍される方も多くいます。
Webデザイナーになるには
勉強方法もプログラマーに似ていて、主な勉強方法はこちらです。
- 参考書
- Web
- スクール
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
動画編集者
2つ目は動画編集者です。
5Gの登場やYouTubeの人気の急上昇とともに市場が拡大しました。
動画編集者が向いている理由
HSPが動画編集者に向いている理由はこちらです。
- 感性や芸術性を生かせるから
- 完璧主義だから
HSPは共感性が高く、感性と芸術性が豊かという特徴があります。
視覚と聴覚に訴えかける動画という手法はHSPの感性を生かことができます。
また、動画は
- 音量
- 速度
- テンポ
- 色合い
- 明るさ
など、それぞれを微妙にチューニングしながら絶妙な組み合わせを模索する作業です。
完璧主義のHSPはここにも妥協せず取り組むことができます。
動画編集者になるには
勉強方法は3パターンです。
- 書籍で勉強する
- YouTubeで勉強する
- オンラインスクールで勉強する
HSPが動画編集者に向いている理由の詳細や勉強方法についてはこちらの記事で解説しています。
また、以下ではおすすめのオンラインスクールも紹介しています。
Webライター
3つ目はWebライターです。
企業や個人が運営しているWebサイトに掲載する記事を執筆します。
こちらも稀にインタビュー記事の案件などもありますが、基本は個人作業です。
ライターが向いている理由
HSPがライターに向いている理由はこれらです。
- 正確に事前準備ができる
- 感情に訴えかける文章が書ける
- じっくり理解してからアウトプットするのが得意
まず、記事を執筆するには事前の知識が必要です。
記事のクオリティはこの事前準備をどこまで深く実施できるかで決まります。
- とことん突き詰める
- 責任感が強い
というHSPなら他人より深く正確な記事が書けるでしょう。
また、共感性が強く感性豊かなHSPなら、読書の心情を理解し、感情に訴えかける記事が書けます。
こうした記事の執筆は
- 事前知識
- 想定読者
- ストーリー構成
などを整理してからアウトプットします。
その場で即答するのは苦手でも、じっくり整理したら誰よりも高い精度の仕事ができるHSPには向いています。
ライターになるには
まずは書籍で勉強して、そのあとは実践をこなしながらスキルアップしていきましょう。
おすすめの書籍はこちらの記事で紹介しています。
ブロガー
最後はブロガーです。副業として昔から有名な手段ですね。
ブロガーが向いている理由
ブロガーも文章を書く仕事なので、向いている理由はWebライターと同じです。
- 正確に事前準備ができる
- 感情に訴えかける文章が書ける
- じっくり理解してからアウトプットするのが得意
ブロガーとWebライターで違うのは他人の事業の手伝いをするか、自分の事業としてやるかです。
メリット・デメリットは以下です。
Webライター:他人の事業の手伝いとして文章を書く
- メリット:依頼されたものを納品すれば確実に収入になる
- デメリット:固定客を捕まえないと毎回案件を探さないといけない
一方でブロガーは
ブロガー:自分の事業として文章を書く
- メリット:自分の資産になる
- デメリット:収入が発生しない可能性がある
「自分の資産になる」ということを補足します。
自分の事業としてブログを開設し記事を書いた場合、そこから生まれる収益は全て自分のものです。
ブログ記事は一度書いたら終わりではなく、アクセスがある限り半永久的に収益を生み出します。
これが「資産になる」ということです。
一方でライターは納品すれば確実に収入は発生しますが、あくまで他人の資産なのでそれ以降の収益はゼロです。
したがって収入を得るには記事を書き続けなければなりません。
同じ「文章を書く」という仕事でも、こういったメリットとデメリットを比較してみるといいでしょう。
ブロガーになるには
ブロガーになるにはまずブログの開設が必要です。
ブログの開設手順はこちらの記事で詳しくまとめています。
まとめ
今回はHSPがフリーランスに向いている理由と、おすすめの職種を紹介しました。
大企業でも安泰の時代は終わりました。
HSPにフリーランスが適していることを踏まえ、働き方を再検討してもよいのではないでしょうか。
いずれもHSPの才能を発揮できます。
もし理想の働き方に近いものがあった場合は参考にしてみてださい。