こんにちは。としきです。
以下が経歴です。
- Yahoo! JAPANで8年勤務
- 職種はWebマーケティングで管理職
- いまは独立して個人で生活
- HSP
この疑問にお答えします。
この記事でわかること
- HSPに美容師が向いている理由
- 気をつけないといけないこと
- 美容師の年収
- 美容師になる方法
HSPに美容師が向いている4つの理由
HSPの気質は美容師に向いています。
理由は以下の4つです。
- センスや感性が求められる
- お客さんの求めていることがわかる
- お客さんの笑顔、幸せのために働ける
- 施術中はお客さんとしか話さない
まずはここを紹介します。
1.センスや感性が求められる
美容師にはセンスと感性が必要です。
練習や訓練でこうした技術を身につけることもできますが、技術力だけではなく
- その時代の流行
- お客さんの顔の形に合うかどうか
- お客さんの職業に適しているか
- お客さんの雰囲気、魅力を引き出せるか
こういったことを考える必要があります。
その上で、美容師なりの感性やセンスを発揮することが求められます。
HSPには感性豊かな方が多いので、この点は美容師に向いています。
2.お客さんの求めていることがわかる
- 相手が何を考えているのかわかる
- 相手の感情を察することができる
これらもHSPが美容師に向いている理由の1つです。
HSPの美容師であればお客さんの
- 口調
- 視線
- 表情
- 仕草
などから、お客さんがどんなことを求めているか、美容師であるあなたの提案に心から賛成しているか、などを把握することができます。
お客さんが話した言葉だけでなく、その裏の本音や心理まで踏まえた上でサービスを提供できるのはHSPならではのメリットです。
3.お客さんの笑顔、幸せのために働ける
美容師の皆さんは口を揃えて言いますが、美容師の仕事のやりがいといえば自分の仕事でお客さんが笑顔になることです。
そしてHSPはこの気質を強く持っています。
HSPは自分のことを後回しにしても相手を優先することができ、相手の喜びや満足のために努力できる方が多いです。
- お客さんのためにもう1歩工夫しよう
- 休憩時間短くなりそうだけどもう少し頑張ってあげたい
HSPが美容師になればこうしたモチベーションを発揮するはずです。
「お客さんのために」という考え方はHSPがモチベーションを発揮できる条件ですし、美容師のやりがいです。
この点もHSPに美容師が適職な理由の1つです。
4.施術中はお客さんとしか話さない
基本的に施術中はお客さんと1対1になります。
同時に複数の人と会話することが少ないです。
HSPは相手のあらゆることから感情や考えを把握しようとするため、関係者が多いと疲れやえすい傾向にあります。
その点、1対1が基本の美容師の仕事はHSPに向いていると言えます。
もちろん、
- 施術中に電話がかかってくる
- アシスタントさんと一緒に1人のお客さんの施術をする
- 施術中に他の美容師やお客さんから声をかけられる
このような例外も時にはありますが、基本はいま施術中のお客さんに集中できます。
HSPが美容師になるなら気をつけるべきこと
HSPが美容師に向いている理由を紹介しましたが、今度はHSPが美容師になる上で気をつけたいことを紹介します。
以下の3点です。
- 店長や幹部、本社勤務になると関係者が増える
- 苦手なタイプのお客さんとも関わる
- 勤務時間に加え練習時間も必要なため自由時間が少ない
1つずつ見て行きます。
店長や幹部、本社勤務になると関係者が増える
先ほど、「施術中はお客さんとしか話さない」という話をしましたが、店長や幹部社員、本社勤務になると話は別です。
店長になるとスタッフの管理が必要なのはもちろん、定期的な店長会議などにも参加することがあります。
本社の社員や会社の重役、他の支店の店長と会議することになるので、関係者が多くなります。
また、幹部や本社勤務になればお客様相手の仕事ではなくなります。
そうすると通常のサラリーマンとほぼ変わらない仕事のスタイルになるので、サラリーマンとしての人間関係に悩むこともあるかもしれません。
美容師になった後のキャリアプランはよく考えた方がいいでしょう。
苦手なタイプのお客さんとも関わる
接客業に定番の悩みですが、苦手なお客さんとも関わらなくてはなりません。
特にHSPは自分が苦手であってもそれを相手に悟らせないのがうまいです。
むしろ相手をどんどん気持ちよくすることがあるので、より相手の素の部分を見ることになると思います。
こうした苦手なお客さんと関わるのは施術中だけですし、毎日来店されるわけではありませんが、注意すべき点として認識しておくとよいでしょう。
勤務時間に加え練習時間も必要なため自由時間が少ない
紹介したとおり、美容師はセンスが求められる仕事です。
そして、求められるセンスは時代によって変化していくので練習が欠かせません。
美容師になると勤務後にそういった練習も積極的に行わないといけません。
また、お店のオープン前にも掃除や施術道具の準備、朝礼などがあるため朝も早いです。
そしてお店の営業時間が終わった後に掃除、クローズ作業、終礼をし、そのあとに練習です。
自由時間は決して多くない(むしろ少ない)ことは念頭においてください。
美容師の転職
もし今時点で美容師として働いていて、ストレスや不満を抱えていたり、新たな環境に挑戦したいと考えている場合は転職を視野に入れておくとよいでしょう。
特に店内の人間関係や労働量などでストレスを感じてしまっている場合は転職で解決する可能性があります。
例えばバイトルPROのような専門職向けの転職サイトなら、美容師の求人も多く掲載されています。
美容師の年収・給料
次に美容師の年収を見てみます。
キャリアピックスによると美容師の平均年収は以下のようになっています。
- 平均年収:302万円
- 男性平均:339万円
- 女性平均:282万円
国税庁の調査ではサラリーマンの平均年収が441万円であることから、それよりは低い水準となっています。
しかし、美容師は歩合制を取っていることが多く、トップスタイリストになれば600万円以上、場合によっては年収1000万円以上も可能です。
美容師になるには
美容師として働くためには国家資格である美容師免許が必要です。
美容師免許を取得するためには国家試験を受験しますが、その前に美容学校を卒業することが必須です。
美容学校とは以下の条件を満たした学校です。
- 厚生労働省の課した条件を満たしている
- 厚生労働大臣の認可を受けている
美容学校には
- 昼間課程
- 夜間課程
- 通信課程
などがあるので、自分に適した学校を選んでください。
美容学校の卒業には2年かかりますが、多くの生徒が在学中に国家試験を受験します。
その後、卒業とほぼ同時の3月末から免許取得の手続きを行います。
美容学校の卒業2年+手続きで1ヶ月ほどなので、最短2年1ヶ月で美容師免許を取得できます。
外部のサイトですが、「美容の求人【美プロ】」で詳しく紹介されています。
まとめ
今回はHSPに美容師が向いている理由、気をつけたい点、年収、美容師になる方法を紹介しました。
以下、今回のまとめです。
HSPに美容師が向いている理由
- センスや感性が求められる
- お客さんの求めていることがわかる
- お客さんの笑顔、幸せのために働ける
- 施術中はお客さんとしか話さない
気をつけるべきこと
- 店長や幹部、本社勤務になると関係者が増える
- 苦手なタイプのお客さんとも関わる
- 勤務時間に加え練習時間も必要なため自由時間が少ない
美容師の年収
- 平均年収:302万円
- 男性平均:339万円
- 女性平均:282万円
- ※トップスタイリストなら600万以上も可能
美容師になるには
- 国家資格が必要
- 美容学校卒業後に国家試験を受験
- 最短で2年1ヶ月で取得