こんにちは。としきです。
以下が経歴です。
- Yahoo! JAPANで8年勤務
- 職種はWebマーケティングで管理職
- いまは独立して個人で生活
- HSP
この悩みにお答えします。
今回は「HSPにおすすめの飲み会の断り方」を紹介します。
5分程度で読めると思うので参考にしてください。
この記事でわかること
- HSPにおすすめな飲み会の断り方3選
- やってはいけない断り方3選
- どんな飲み会なら行くか、行かないかを決めておくべき理由
【HSPにおすすめ】飲み会の断り方3選
こんな経験はないでしょうか?
私自身も断るのが苦手で、よく悩んでいました。
行きたい飲み会ならいいのですが、本当は行きたくないのに無理して行っても時間とお金でストレスを買っているようなものです。
私は以下の3つの方法を見つけてからは、かなり楽に行きたくない飲み会を断ることができるようになりました。
- 第3案を提示する
- 自分以外の客観的な理由を添える
- 飲み会に行かないキャラを作っておく
まずはここを紹介します。
1.第3案を提示する
HSPはYesかNoか、白か黒かで考える癖があります。
飲み会なら「行く」か「行かないか」ですね。
しかし、第3案を提示することで精神的に楽に断ることができます。
例えば、急に今夜の飲み会に誘われたとしたらこのように言ってみてください。
これは、「今日はNGだが明日はどうか」というカタチで第3案を提示しつつ断っています。
明日ならどうかという提案をしましたが、相手は明日はNGですよね。
なぜなら、相手としては今日行きたいので。
整理するとこんな感じです。
今日:私がNG
明日:相手がNG
=一緒に飲むことはできない
飲み会の誘いを私が断ってはいるものの一緒に飲みにいけない理由は相手にもあるという構図を作っています。
責任が分散されていますね。
あるいは、
こちらも代わりに来週のランチを提示するカタチで断っていますね。
実際にランチに行くかどうかはここでは問題ではないんです。
第3案を提示することによって「こちらからも歩み寄ったが行けない」という状況を作ることが重要です。
2.自分以外の客観的な理由を添える
行けない理由を「私以外」にすることも有効です。
例えば
- 医者に止められている
- 健康診断結果が悪かった
- 先約がある
- 今日は家族と食べると約束している
などです。
この断り方であれば「自分自身は行きたい気持ちがある」ということが伝えられます。
私もHSPなので「断ったことで私が相手を嫌っていると思われないか」などが不安でした。
しかし、止むを得ず断るというカタチであればHSPとしても気が楽なはずです。
3.飲み会に行かないキャラを作っておく
最後は長期的に取り組む必要がありますが、おそらく最も効果の高いやり方です。
日常的に以下のようなイメージ作りをしていきましょう。
- 毎回飲み会は断る
- 退勤後に習い事や勉強をしている
- 退勤後まっすぐ家に帰る
あなたにこういったイメージがつけば、もはや飲み会に誘われることすら少なくなります。
もし誘われたとしても、誘った相手はダメ元で声をかけているので断りやすいです。
このキャラクターを作るために日頃から、退勤後は忙しいこと、すぐ帰りたいこと、そのため飲み会には行きづらいことを、事あるごとに周囲に話しておくといいでしょう。
やってはいけない断り方
前半ではおすすめの断り方を紹介しましたが、ここからの後半はやってはいけない断り方を3つ紹介します。
これらをやってしまうと、仕事上の信頼関係にも影響するかもしれないので注意してください。
- 回答を引き伸ばしにする
- 躊躇して考えるそぶりを見せる
- 色々と質問した上で断る
1つずつ見ていきます。
1.回答を引き伸ばしにする
すぐ断りづらいからと言って
など、回答を引き延ばすのはやめましょう。
実際に予定の確認が必要なことはもちろんありますが、仮に引き伸ばしても1〜2日です。
回答をずるずる後ろに延ばすことで
- 幹事側も参加人数を決定できなくて困る
- どんどん断りにくくなる
こういった事態になります。
幹事としては人数がわからないとお店も決められないですし、引き伸ばして期待させるほど期待を裏切るプレッシャーなどから断ることが難しくなります。
行かないつもりならその場で断りましょう。
このとき、誘ってくれたことへのお礼を忘れずに。
2.躊躇して考えるそぶりを見せる
躊躇するということは行ける可能性があると相手に伝えているようなものです。
この態度をとるだけでどんどん断りづらくなります。
また、行ける可能性があるという態度を見せると、もし行かなかった場合「飲み会より自分を優先した」と捉えかねられません。
やはり行くつもりがないなら、誘われたその場で
- 誘ってくれたお礼
- 行けないこと
- 行けない理由
これらを伝えてしまいましょう。
3.色々と質問した上で断る
などと色々と質問をした上で断るのはやめましょう。
軽く質問するくらいはOKですが、根掘り葉掘り聞いた上で断ってしまうと、同席する方やお店などが気に入らず断ったと思われてしまいます。
特に同席者が気に入らず断ったと思われると今後の業務にも支障をきたす場合があります。
飲み会の概要をつかんだら、行くか行かないかすぐ判断するようにしましょう。
どんな飲み会なら行くかのルール作りは大事
行くか行かないかすぐ判断するにはルール作りが必要です。
毎回飲み会に行くか行かないか迷っていると疲れますし、突然誘われた時にとっさに判断できません。
そこで、
- どんな飲み会なら行くのか
- どんな飲み会なら断るのか
のルールを決めておきましょう。
私は
- お世話になった方の送別会
- 新しく来る方の歓迎会
- 自分のチームや課など親しい人との少人数の飲み会
この3つは行くことにしていました。
お世話になった方の送別会は単純に感謝の気持ちで行っていましたし、新しく来る方の歓迎会はその人の性格や情報を把握できるので、行っておいた方が後ほど楽だと判断していました。
これらの飲み会の主役は送別される人、歓迎される人なので、私の精神的な負担も小さめですし、送別会や歓迎会なら行き過ぎた話にはなりにくいです。
また、自分のチームや課など親しい人との少人数の飲み会であればストレスも少なく、むしろ楽しめたので参加していました。
逆に
- 他チームと合同の飲み会
- 忘年会や新年会
- 期初、期末の飲み会
こういったものは基本的に行かなかったです。
飲み会で関わる方も大勢いましたし、HSPである私はそういった場にいると疲れやすい自覚があります。
また、大勢いるからこそ私一人いないところで大した問題にならないと考えたからです。
このように、行く飲み会・行かない飲み会を事前に決めておくと誘いを断る時にすぐ決断できスムーズなのでおすすめです。
まとめ
今回はHSPにおすすめの飲み会の断り方を紹介しました。
以下、本日のまとめです。
HSPにおすすめの飲み会の断り方3選
- 第3案を提示する
- 自分以外の客観的な理由を添える
- 飲み会に行かないキャラを作っておく
やってはいけない断り方3選
- 回答を引き伸ばしにする
- 躊躇して考えるそぶりを見せる
- 色々と質問した上で断る
どんな飲み会なら行くかのルール作りは大事
- 誘われた時にすぐ判断できる
- 毎回行くか行かないか迷っていると疲れる